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東南アジア言語翻訳や現地市場向けウェブマーケティングサービスを提供するサイトエンジン株式会社(東京都台東区)はこのほど、ベトナム語を含む東南アジア主要8言語に対応した日本初の訪日外国人観光客向け秋葉原観光地紹介サイト「Akihabara List(アキハバラ・リスト)」<http://akihabaralist.com>を公開した。
「Akihabara List」は、ベトナム語や英語のほか、◇タイ語、◇インドネシア語、◇クメール語、◇ビルマ語、◇タガログ語、◇マレー語の東南アジア主要8言語に完全対応。東南アジア各国出身の同社外国籍スタッフが、それぞれの母国語のサイトを担当している。
同サイトでは、飲食店・家電量販店・免税店などの店舗情報を随時掲載しているほか、読者限定のクーポンも多数掲載。今後、イベント情報や交通情報など観光客に役立つ情報も掲載していく予定だ。なお、スマートフォンにも対応している。
同サイトは、2020年の東京オリンピック開催に向けた東南アジア人観光客の誘致を目的とするもの。東南アジアでは英語の取得率が低い傾向にあることや、英語を理解していてもインターネットなどで情報を収集する際に利用する言語は母国語が一般的であることなどから、同サイトは多くの訪日東南アジア人観光客に受け入れられるものと期待される。
なお、年初9か月の訪日ベトナム人数は前年同期比+49.1%増の9万0700人となり、年間累計の過去最高値を記録した2013年(8万4469人)を既に上回っている。また、9月30日よりベトナム国民に対する入国査証(ビザ)発給が大幅に緩和されたことにより、訪日ベトナム人の数は今後ますます増加すると見られている。