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西北部地方ホアビン省カオフォン郡の特産品であるオレンジが、12月8日から22日にかけてベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)の機内食のデザートとして提供される。
提供の対象となるのは、国内線のハノイ~ホーチミン線およびハノイ市とホーチミン市を出発するアジア線、ヨーロッパ線、オーストラリア線など国際線70路線のビジネスクラス。
カオフォンオレンジはいずれもベトナム安全農産物基準(Vietnamese Goods Agricultural Practices=VietGAP)を満たしているほか、品質を確保するため、同社は収穫から乗客への提供までの間にも厳しい選別や検査、監視の手続きを踏んでいる。
ベトナム航空が地域の特産品を機内で提供するのはカオフォンオレンジが3種類目となる。これに先立ち、6月には東北部地方バクザン省ルックガン郡産のライチを、8月には紅河デルタ地方フンイエン省産のリュウガンを機内食のデザートとして提供した。
ベトナム航空は今年、有名シェフであるルーク・グエン氏をグローバル・キュイジーヌ・アンバサダーに迎え、機内食の更なる向上に向けた取り組みをスタートした。各地域の季節ごとの特産品を機内食に取り入れるのも同氏のアイデアによるもので、ベトナム航空の機内食の多様化に寄与している。
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