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ラトビアのリガ国際空港をハブ空港とするラトビアの国営航空会社エア・バルティック(airBaltic)のエアバスA220-300型機が6日午前、ハノイ市ノイバイ国際空港に飛来し、機体の展示が行われた。
これは、エアバスのアジアデモンストレーションツアーの一環で、各地を展示飛行しているもの。
ツアーは4月28日にラトビア・リガを出発。インド・ニューデリー、インドネシア・デンパサール、オーストラリア・シドニー、シンガポール・セレター、ハノイ市と回った。ノイバイ国際空港を出発した後は、8日にアジアツアーの最後の訪問地となる日本の羽田空港に到着した。
エアバスA220型機はカナダのボンバルディア・エアロスペース(Bombardier Aerospace)が「ボンバルディアCシリーズ」として開発した、近~中距離向け商業旅客機。エアバスが2018年7月にボンバルディアと提携し、Cシリーズをエアバスのラインナップに加え、名称をエアバスA220型機に変更した。
A220-100型機は座席数100〜130席、A220-300型機は座席数130〜160席。A220-300型機は最長6300kmの距離をノンストップで飛行できる。
エアバスはこれまでにA220型機740機を受注し、200機余りを納入した。アジア太平洋地域では、韓国の大韓航空(Korean Air)がA220-300型機10機を国内線・国際線に投入している。また、オーストラリアのカンタス航空(Qantas Airways)が20機を、バヌアツ航空(Air Vanuatu)が3機を発注済み。