![]() (C)Znews ![]() |
- 1位に東京・神保町、8位に大阪・中津
- 11位グエンタイビンは東南ア最上位
- 隠れ家的なバーやギャラリーが点在
英国タイムアウト誌(Time Out)はこのほど、2025年版「世界で最もクールな街ベスト39(The 39 coolest neighbourhoods in the world)」を発表した。同ランキングでは、ベトナム・ホーチミン市の旧1区グエンタイビン(Nguyen Thai Binh)街区が第11位にランクインしている。
同ランキングは、同誌編集者とライターが専門家の協力により、現地調査を実施して順位を導き出したもの。評価基準には、◇グルメ、◇アート、◇カルチャー、◇街並み、◇コミュニティ、◇地域の特色などがある。
グエンタイビン街区は、今年7月の行政区再編以前の旧名称で、同街区の一部はサイゴン街区、残り部分はベンタイン街区に再編された。本記事では便宜上、タイムアウト誌の表記に基づいて旧名称のグエンタイビン街区を使用する。
第11位に入ったグエンタイビン街区は、ベトナムから唯一のランクイン。同誌は同街区について、「古びた倉庫、バイクのエンジン音、早朝から湯気を立てるフォー屋。一見すると、ありふれたベトナム都市部の街並みだが、一歩踏み込めば、国際的に評価が高いレストランや隠れ家的なバー、インディーズギャラリー、実験的なカフェが点在する魅力的な地区となっている」と紹介した。
なお、同ランキングトップ10は以下の通り。日本からは、本好きの楽園である東京の神保町が1位に、レトロな街並みと多文化コミュニティが融合した大阪の中津が8位に選出された。
1位:神保町(日本・東京)
2位:ボルゲルハウト(ベルギー・アントワープ)
3位:バーハ・フンダ(ブラジル・サンパウロ)
4位:キャンバーウェル(英国・ロンドン)
5位:エーボンデール(米国・シカゴ)
6位:ムンレドン(韓国・ソウル)
7位:メニルモンタン(フランス・パリ)
8位:中津(日本・大阪)
9位:ヴァッリラ(フィンランド・ヘルシンキ)
10位:ラボーン(ガーナ・アクラ)