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観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)傘下のサン・フーコック・エアウェイズ(Sun PhuQuoc Airways=SPA)は、フーコック(南部メコンデルタ地方アンザン省)とソウル(韓国)を結ぶ直行便を就航すると発表した。
3月11日に航空券の販売を開始し、初便は4月17日に出発する予定だ。
フルサービスで韓国市場を開拓
同路線は3月9日に韓国の国土交通部(MOLIT)から国際航空運送事業許可を取得し、機内食や受託手荷物、ビジネスクラスを提供するフルサービスで運航する。フライトは夜間に設定されており、乗客は夜にフーコックを出発して翌朝にソウルに到着する。
また、韓国市場での展開を強化するため、韓国の総代理店としてパシフィック・エア・エージェンシー(Pacific Air Agency)を選任した。
韓国からの観光客増加が背景に
韓国はベトナムにとって主要な国際観光客市場の一つだ。2025年には約430万人の韓国人観光客がベトナムを訪れており、その中でフーコック島は人気のリゾート地となっている。
フーコック国際空港によると、2025年の韓国からのフライトは2991便、旅客数は55万5864人に達し、前年比で+12%近く増加した。
事業規模の拡大を加速
SPAはベトナムで初めて島の名前を冠した航空会社であり、フーコックを中心としたネットワーク構築を進めている。2026年2月時点で10機の航空機(うち5機はエアバス(Airbus)A321neo型機のエアバス・キャビン・フレックス(ACF)仕様)を保有し、高い定時運航率を維持している。
さらに2月18日には、ボーイング(Boeing)のボーイングB787-9型機40機を購入する225億USD(約3兆6000億円)の契約を結んでおり、これはベトナム航空史上最大の広胴機の発注となった。
SPAはソウル線に先立ち、3月29日からフーコック~台北(台湾)線を週5往復で就航する。同社は今後も国際線の運航ネットワークの拡大を計画しており、2026年後半には韓国の釜山や台湾の高雄への新規路線の開設も予定している。
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