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日本政府観光局(JNTO)ハノイ事務所によると、訪日ベトナム人の約8割が初めての日本旅行であり、2025年における訪日ベトナム人による消費額は2040億円(速報値)に達した。2030年までに双方の往来客数を200万人に引き上げる目標に向け観光協力が進む中、2026年7月からは査証(ビザ)発給手数料の大幅な改定も行われている。
同事務所によると、2025年のベトナム人訪日客数は約67万9000人、2026年1~6月は39万6500人となった。ベトナム人訪日客の約8割が初訪日のため、人気の旅行先は、東京、富士山、京都、大阪といった観光地を巡る「ゴールデンルート」に集中している。
また、訪日ベトナム人による消費額は前年の1364億円から+49.5%増の2040億円に急増し、国・地域別で世界11位となった。日本を訪れるベトナム人観光客に人気の高い商品カテゴリーとしては、化粧品、ファッション、家庭用品、健康補助食品、時計などが挙げられる。
一方、ベトナムへの日本人客も2025年に81万4000人超、2026年1~6月は+10%以上増の約44万2000人となり、文化スポーツ観光省傘下観光局のハー・バン・シエウ副局長は、さらなる往来拡大に期待を示した。
地方への誘致に向けて、JNTOは定番ルート以外の地方開拓を推進しており、神話や歴史文化が豊かな島根県や、お茶文化と富士山を擁する静岡県などのプロモーションを進めている。静岡県では、ベトナムの旅行会社が催行する県内1泊以上のツアーに対して、旅行者1人あたり1000円の補助金を支給するなどの誘致策を実施している。
なお、在ベトナム日本国大使館は2026年7月1日から査証(ビザ)発給手数料を改定し、1次ビザを52万VND(約3100円)から259万VND(約1万5500円)に、数次ビザを103万VND(約6200円)から517万VND(約3万1000円)に引き上げた。茂木敏充外務大臣は、この大幅な引き上げについて、すぐにインバウンド需要に影響を与えるとは考えていないとしている。
・ 26年6月の訪日ベトナム人数5.6万人、6月として過去最高に (2026/07/16)
・ 26年6月の訪越外国人客、前年同月比で2桁増 観光需要の回復鮮明 (2026/07/06)
・ 日本のビザ手数料、約5倍の大幅引き上げ 7月1日から改定 (2026/06/29)
・ 25年の訪日ベトナム人67.9万人、過去最高を更新 (2026/01/22)

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