ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

続 カサブランカ ~デブ達の明治維新~【前編】

2015/08/14 17:53 JST配信

こんにちは、あらためまして、ホーチミンの 西郷隆盛 こと佐井です。

前回カサブランカ にて 歴史的な敗北 を喫したわけですが、デブの誇りにかけて「このままではいけないっ!」ということで、後日リベンジに向かった話です。

前回、敗北を喫し茫然自失の佐井。

ちなみに、 カサブランカのあるパステルインサイゴンホテル の紹介も。

こちらのホテル、どうやら日本人のメインターゲットにしたホテルで、ホテルのスタッフはほぼ日本語が通じるようです。

また、ロビーのテレビでは日本のTV番組が放映されていました。

綺麗なロビーでは日本のTV番組が。

さらに、ロビーにはミニ図書館みたいなものがあり、日本の小説がずらり。

ズラリ

貸し出しもしているようで、日本から出張してきた人にはうってつけのホテルです。

嬉しい貸し出しサービス!

さて、前回は単独で討ち入りし、敗北しましたが 「一人で勝てないなら、仲間集めてボコボコにしてやろうぜ!!」 という、ヤンキー的思考そのままに、デブ達をかき集め、リベンジマッチです!!

ドン!

今日は佐井と佐井の奥さんの他に5名もの志士が集まってくれました。

それでは、それぞれを維新志士に例えて紹介して行きます。

板垣退助のヒゲが気になる

右から順に紹介して行きます。

まずは、 ホーチミンの西郷ドン こと佐井。

そして、最近ホーチミンに赴任してきたばかり。赴任以来体重が増え続けているという、当ブログ初登場 南さん。

今の成長曲線で言うと、年度末にはデブサミット入りか?

ホーチミンデブ界の、 長州藩 桂小五郎 的な位置付けです。

そして、こちらも当ブログ初登場 山崎さん。

日系IT企業ベトナム法人責任者です。

ちなみに、本人は90体重キロ未満と言い張っていますが、多分デブサミット参加要件を満たしているものと思われます。

ちなみに、過去に佐井の家で開催したホームパーティーで350mlのビールを18本飲んだ実績をもつ、ビール日本代表でもあります。

ホーチミンデブ界の、 土佐藩 板垣退助 的存在です。

意欲に燃える志士たち。頼もしい!

そして、またまた当ブログ初登場の倉田さん。

山崎さんの会社の日本法人社長でラクビーで鍛えた巨体は運動神経が高く、そして食べる量も半端無い。

走・攻・食、三拍子そろったホーチミンデブ界の影のドン、公家 岩倉具視 的存在です。

そして、おなじみタイちゃんは長州藩の風雲児、 高杉晋作 的位置付で、最後に、デブ兄弟ウーが西郷ドンの弟分、薩摩藩 大久保利通 的な存在となります。

と言うわけで、6人の維新志士が集まったわけですが、さすがに 1対6で戦うのは卑怯 なので、ここは6対6で戦ってやろうということになりました。

メニューはダジャレ推し

今日もまた、ダジャレ混じりのメニューを眺めながら思いのほかとどれもおいしそうだと悩みましたが、苦しい決断の末、6品を選んで注文しました。

6品を選び、いざ、決戦!!

トップバッターは、 オニオンリング

まるでミシュラン君のように積み重ねられたオニオンリングは普通の店で出てくるそれの4倍はありそうです。

サクサクのコロモが絶品です。

サックサク

2番は、 「今夜は食います、ジャーマン」

まったくもってメニュー名は意味不明、どこら辺がジャーマンなのかはわからんですがパスタの上にハンバーグ、デミグラスソース、目玉焼き。

これまた、すごいボリュームです。

ジャーマン?

3番は、前回に続き カニクリームコロッケ

握りこぶし大が4個で、やはり超巨大。

自家製のトマトソースと一緒にいただく本格派です。

巨大カニクリームコロッケ

4番は、 海老ガーリックスパゲティー

意外と量は控えめ

こちらは意外と量はそれほど多くなかったですが、素晴らしい塩加減とガーリックの香りで、激しく食欲を刺激します。

5番は、 チキンタツタ揚げ

大根おろしがかかったさっぱり風味でこちらも絶品。

さっぱりジューシー

最後に今日のメインイベント、もう説明は不要ですね、

名物かき揚げ丼 です。

ドーン!!

今日も尋常じゃない大きさで、登場した時にはさすがの志士たちもかなりざわめき、池田屋事件さながらの、うろたえ様でした。

いや、普通に一人で食える量じゃないです。

佐井も、あの日のトラウマがよみがえってきます。

さて、維新志士たちですがメニューが到着すると、さすがにその巨大さに驚き各々写真撮影を始めます。

歴戦の猛者たちも、思わず写真撮影

歴戦の猛者たる志士であっても、このメニュー達の巨大さは度肝を抜かれた模様です。

さすがは黒船カサブランカ。

パシャパシャ

圧倒的な存在感を放つ黒船にホーチミンの猛者たちはどのように挑むのか?!

注目の決戦は、後編にて!

後編へ続く・・・

著者紹介
佐井高志
ベトナム在住暦3年になる佐井家の旦那。通称「親方」
日本にいた頃にパワーリフティング、アメリカンフットボールをやっていたこともあり、とにかく体がでかい。ベトナムにいるデブを取りまとめる使命を自らに課している。
このコラムでは、デブだからこそのチャレンジをはじめ、ベトナムがデブにとって住みやすい国なのかどうかを身をもって徹底検証。2013年よりホーチミン市に在住し、2016年よりダナンへ転勤したのをきっかけに、コラムタイトルを『豚が如く~ホーチミン編~』から『豚が如く』に改題。目下、ダナンでデブを開拓中。
2016年11月日本へ帰国。
2018年9月再度ダナンに駐在。
豚が如く
その他の記事はこちら>
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
小型EVタクシー「レッツゴー」、開業1年で500万人輸送 (4日)

 小型電気自動車(EV)タクシーに特化した「レッツゴー・タクシー(Let’s Go Taxi)」は、2024年5月にサービスを開始してから1年間で約500万人を輸送し、走行距離は1500万kmに達した。  レッツゴー・タク...

テトラパック、ホーチミンで食品用紙容器工場の第2期を落成 (4日)

 食品用紙容器の開発・製造を手掛けるスウェーデンのテトラパック(Tetra Pak)は3日、ホーチミン市ビンタン街区(phuong Vinh Tan)の第2ベトナム・シンガポールA工業団地(VSIP2-A)工業団地にある食品用・飲料用紙...

サングループ、ホーチミンで社会・都市交通インフラ整備を提案 (4日)

 観光不動産開発を手掛けるサングループ(Sun Group)はこのほど、ホーチミン市人民委員会に対して、社会インフラおよび都市交通インフラに関する複数の大型プロジェクトの投資を提案した。これらの案件は官民パー...

8人兄弟の学者一族「グエン・ラン家」、故クオン氏を偲ぶ【後編】 (6/29)

 ベトナムを代表する考古学者・人類学者で、音楽家としても知られるグエン・ラン・クオン(Nguyen Lan Cuong)氏が2025年5月6日、ハノイ市のベトナム国家大学ハノイ校(ハノイ国家大学)医科薬科大学附属病院で死去...

地場NCS、AI活用のサイバーセキュリティエコシステムを発表 (4日)

 ベトナム国家サイバーセキュリティテクノロジー(Vietnam National Cyber Security Technology Corporation=NCS)は2日、企業や組織のセキュリティ対策を強化するための人工知能(AI)を活用したサイバーセキュリ...

クアンニン省:年末まで毎週末に打ち上げ花火を実施 (4日)

 東北部地方クアンニン省人民委員会は、同省文化スポーツ観光局の提案を受け、2025年7月4日から2026年1月1日までの毎週末(金・土)に、打ち上げ花火を実施することを決定した。地元住民や観光客向けのイベントと...

FPT、AIエージェント教育プログラムを導入 インド企業と提携 (4日)

 ベトナムを代表するIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)は1日、インドの情報技術(IT)教育組織ジェットキング(Jetking)との間で、人工知能(AI)エージェント教育プログラムの

AI関連の地場スタートアップ「AI Hay」、1000万USD調達 (4日)

 人工知能(AI)を活用した検索プラットフォームを開発する地場スタートアップのAIハイ(AI Hay)はこのほど、東南アジアを中心にテクノロジー分野のスタートアップ企業に投資するアルゴー・キャピタル(Argor Capita...

6月のベトジョー記事アクセス数ランキング (4日)

 VIETJOベトナムニュースが6月に配信した記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:個人事業主への電子請求書義務化、店舗が敬遠で現金決済に逆戻り

6月のベトジョー記事10選:省・市再編の決議採択、国会閉幕など (4日)

 6月は、第15期(2021年~2026年任期)国会第9回会議が閉幕しました。今国会では、34本の法律を可決し、14本の決議を採択しました。  国会では、全国63省・市の行政区を大幅に削減して34省・市とする行政区再...

クアンガイ省:ズンクアット経済区で新都市区開発、投資方針承認 (4日)

 チャン・ホン・ハー副首相はこのほど、南中部地方クアンガイ省ズンクアット経済区内でのズンクアット東南新都市区北側・南側の2件の開発案件の投資方針を承認する決定に署名した。  ズンクアット東南新都市...

ベトナム航空、ダナン~大阪線を約5年ぶり運航再開 (4日)

 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は3日、2020年以来約5年ぶりにダナン~大阪線(VN336/VN337)の運航を再開した。同路線は週4便の運航となる。  ベトナム航空は同

スペースシフト、地場ベガコスモスと衛星データビジネス推進で提携 (4日)

 衛星データ解析システム開発や衛星データ解析業務などを手掛ける株式会社スペースシフト(東京都千代田区)は、地場テクノロジー企業のベガスター・テクノロジー(VegaStar Technology、ハノイ市)グループで地理空...

TCJグローバル、地場日本語教育機関と提携 法人向け人材紹介を強化 (4日)

 外国人留学生向け進学・就職日本語コースの運営などを手掛ける株式会社TCJグローバル(旧:東京中央日本語学院、東京都新宿区)は6月16日、ベトナム国内で日本語教育と留学・就労者紹介事業を行うニャットファッ...

ラム書記長とトランプ米大統領が電話会談、貿易協定の枠組み合意 (3日)

 トー・ラム書記長はベトナム時間2日夜、ドナルド・トランプ米大統領と電話会談を行い、両国関係と両国間の相互関税について話し合った。  両首脳は電話会談で、両国関係が良好かつ急速に発展していることに...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved