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【3部作】最後の聖戦 ハンバーガータワー崩せ~中編~

2015/09/29 09:45 JST配信

( 前回 のあらすじ)

~尾崎豊「卒業」の歌詞を替え歌で~

♪行儀よく小食なんて 出来やしなかった♪

♪夜の飯屋 大食いチャレンジ荒らして回った♪

♪喰らい続け 完食し続けた はやく満腹になりたかった♪

♪食いきれない特盛との争いの中で♪

♪食べつくし いったい何 手にいれただろう♪

♪嘔吐しながら それでも食べてた♪

♪ひとつだけ 解っていたこと♪

♪この空腹からの 卒業♪

というわけで、 デブ兄弟のかたわれ、ウーの卒業企画ハンバーガータワー を食べに来たのですが、刻一刻とハンバーガータワー到着の時が近付いているのでした。

そして、ついにタワーはやってきたのです。

えっっっっ・・・

想像していたタワーよりもかなりでかい・・・。

その衝撃に、ウーと佐井も表情が引きつり気味です。

到着したハンバーガータワーは、もう自立不可能な高さで、店長が棒で支えることで立っていました。

なにこれ、高い!

高さ約40cm、パテとパテの間から溶け出すチーズにより、 怒れる大自然の脅威 のようにも見えます。

タワーバーガーを挑戦者の前に持ってくる店長、 「この棒を支えろ!!」

はい、どうぞっ!

自立しないので、挑戦者自身がタワーの起立の責任を持つことに。

これがまた重たい・・・。

本当に500gなんだろうか・・・。

なんか、腕の筋肉がピクピクするほど重たいんだけど・・・。

起立への責任が重くのしかかる・・・・

ちなみに、このお店はオープンキッチンだったので、タワーバーガー制作過程もエロキャメラマンが追ってくれました。

何にせよ、秘密めいたものを覗いてみたくなる好奇心旺盛なエロキャメラマンです。

撮影しながら 「ミニにタコができた!」 とつぶやいていたのが気になります。

エロキャメラマン2代目マーシーの盗撮写真を確認すると、タワーバーガーの制作手順は、こんな感じで大量のパテを鉄板の上に並べていき

両面しっかり焼いた後に、鉄板の上で積み上げて、タワーにしていきます。

積み上がったところで、鉄の棒で串刺しにします。

途中で崩してしまいそうなかなり難しい作業です。

現在、店長以外にはこの積み上げはできないみたいで、日本の農業と同じく後継者不足が課題のようです。

後ろで半笑いの、ベトナム版 麒麟 田村の成長が期待されます。

こうして鉄板の上で積み上げられたタワーは、最終的にお皿の上で下のパンとドッキングされ、

タワーバーガーの完成です。

どうです、この凛々しい姿。

高さ約40cm、小学生のとき持っていた30cmの物差しでは高さを測りきれない、巨大なタワーバーガーです。

ちなみに、同時に2個タワーバーガーが注文されたことは初めてのようで、かなり現場はテンパッていました。

このような過程を経て、デブ兄弟の前にタワーバーガーが到着したわけです。

到着後、改めてルールの説明があります。

今回のチャレンジは 45分一本勝負 、45分以内に1人で 「全部」 食べつくせば 無料 になる、ラストマンスタンディング(ダウンして10カウント以内に起き上がることができないと敗北)形式で行われます。

ちなみに、「全部」には、フライドポテトも含まれているとのこと。

やべー、ポテトでかっ!

この、箱ティッシュくらいの大きさのバケットに満載されたポテトも食べ切らなければならないとは。

正直、想定外の事態にかなりの危機感を感じる兄弟です。

何はともあれ、まずは挑戦前の写真撮影ということで、店長の奥さんらしき人物がカメラを構えてデブ兄弟にポーズを促します。

はいっ、チーズ

しかし、この店長の奥さんが、どこか往年のテレサ・テンに似ていることが気になって仕方がありません。

死んだと言われていたけど、こんなところで生きていたのか?

何はともあれ、はいチーズ。

ぱしゃり☆

そして、店長の携帯でタイマーがセットされます。

店長夫人ことテレサ・テンが、しきりに何か言っているのですが、何を言っているのかよくわからなかったので、 「45分、時の流れに身を任せて!!」 と言っているものだと解釈して・・・

いざ、スタートです!!

ちなみに、鉄の棒により立っていたタワーは、食べやすいように、開始直後に前に倒しました。

あ、タワー崩れちゃった?

いや、タワーを崩す行為は、 全て食べきることを宣言しているのです。

ちなみに、店長が「飲み物は何でもサービスだ!!」と言って、コークライトを持ってきました。

選択自由の割に、最初の一本は決まっているようです。

とは言え、コークライト大好きなデブ兄弟、喜んでいただいてしまうのですが、これが実は罠だった、ということが後ほどわかるのです・・・。

ちなみに、今回兄弟は、秘密兵器として おはし を持参してきました。

おはし&ハンバーガーのすてきな組み合わせ

パテ15枚もとなると、やはり使いなれた おはし で食べたほうが有利と判断しての持ち込みです。

この判断は正しかったようで、おはしのおかげで、かなり効率的にお口に運べました。

もぐもぐもぐもぐもぐもぐ

ちなみに、こちらのチャレンジメニュー、名前こそタワーバーガーですが、実際には、上下のパン以外は全て15枚のパテであり、バーガー的な要素はごく僅かで、どちらかと言うと、チーズベーコンハンバーグを15枚食っているイメージ。

もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ

いやぁ~~

普通のハンバーグとしても美味しいのだけど、さすがに15枚という量に、先は長いなぁと感じる兄弟です。

いまのところまだだいじょうぶ

いつも通り、先行逃げ切り型の佐井は最初から軽快にとばし、後方追い込み型のウーはじっくり食べ進めていきます。

がんばれー!

立会人の皆様プラス店長も、かなりの緊張感に言葉を飲み込み、二人の挑戦を見守ります。

なお、山崎さんだけは、軽快にビールを飲み続けます。

この段階で、本日3本目です。

もぐもぐもぐ・・・・もぐもぐ

15分が経過した頃。

佐井は、パテ10枚を食べ、 残り5枚。

ウーはパテ7枚を食べ、 残り8枚。

一見、順調に見えますが、兄弟は同じ危機感を感じていました。

これ、ほんとに食べきれるの?

過去、幾多の修羅場をくぐってきた者だけが身につけている嗅覚が、 これはヤバイ という警告を発しています。

警告音に気がつかない立会人の皆さんはなんだか楽しそう

ウー:「このパテ、本当に500gなの?」

店長:「え、500gだって? そんなわけないだろ。 2kgはあるよ!

え、マジで!? 話が全然違うだろ!!

そういえば、ベトナム人の気質はおおらかで、 わからないことがあると、雑に回答する 傾向があるのだった。

くっそ、あの時の姉ちゃん・・・。

接待麻雀ならぬ、接待大食いだと思っていたウーは、挑戦前に、

「今日はヌルゲー(ぬるま湯のような試合)ですね!」

と言っていたのですが、突如メンツにアカギが混じっていたことを知らされたような衝撃に、焦りの色を隠せません。

マジかよ・・・

かなりの窮地に立たされた二人ですが、卒業記念だからなのか、今回はまだまだ試練が続きます。

果たして、兄弟は完食して、ウーの卒業に花を添えられるのか???

(次回に続く)

著者紹介
佐井高志
ベトナム在住暦3年になる佐井家の旦那。通称「親方」
日本にいた頃にパワーリフティング、アメリカンフットボールをやっていたこともあり、とにかく体がでかい。ベトナムにいるデブを取りまとめる使命を自らに課している。
このコラムでは、デブだからこそのチャレンジをはじめ、ベトナムがデブにとって住みやすい国なのかどうかを身をもって徹底検証。2013年よりホーチミン市に在住し、2016年よりダナンへ転勤したのをきっかけに、コラムタイトルを『豚が如く~ホーチミン編~』から『豚が如く』に改題。目下、ダナンでデブを開拓中。
2016年11月日本へ帰国。
2018年9月再度ダナンに駐在。
豚が如く
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