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【ダナン編】男の漁 in ダナン〔後編〕

2016/11/23 08:10 JST配信

こんにちは。ベトナムのデブを取りまとめることを自らに課している 佐井 です!

そうです、 デブと海と言えば地引網 !

ということで 前回に引き続き、ダナンで地引網漁に挑戦 してきました。

今回は後編です。

突然ですが、 

吉高由里子:「銀行に行く」「行けない」

吉高由里子:「銀行に行く」「行けない」

吉高由里子:「銀行に行けなーい」

吉高由里子:「くても大丈夫」

・・・でおなじみ 三井住友銀行のCM ですが、本当にすごいですね、ネットバンキングの進化。

ベトナムに住んでいても、大抵の銀行決済ができてしまいます。

本当に、「銀行に行けなくても大丈夫」だなぁと・・・。

いや、そうではなく地引網をしているのでした。

イケメン代表の林君とともにダナン沿岸の地引網に潜入した佐井でした。

先頭の我らが林君です

この光景って・・・

遠目に見ると完全につな引きと同じ体勢ですね。

たまにさぼってる人もいますが・・・。

しかし、このつな引きは 普通のつな引きではない のです!

まずは、足場が砂なので力が入りにくい。

亀田兄弟が足腰を鍛えるためにビーチでダッシュしていましたが 、やはり ビーチは足腰にきます!

そして時間が長い!

今回潜入した地引網は規模が結構大きいものなのか、一度仕掛けたあと、40分間も網を引き続けます。

40分続くつな引き・・・ 。

考えただけで恐怖ですね。

まだー!?

というわけで、どんどん引いていきますが、人使いの荒い 地引網軍曹 が佐井と林君に激しく指示を出します!!

緑の帽子がお似合いな地引網軍曹

地引網軍曹:「前行け、もっと前で引け!!」

勢いは完全に ドナルド・トランプ 。

地引網の綱は、引いていくとだんだん後ろのほうに下がっていきます。

しかし、地引網軍曹は佐井と林君に関しては、そんなに後ろまで行ってないのに 「前に出ろ!」「前に出ろ!」 と指示を出します。

軍曹の指示は絶対!

まるで トルシエジャパンのフラット3 のように前に出ることを要求されます。

松田・宮本・中田浩二の3人の役割を 佐井・林で担うことに 。

厳しい戦いです・・・。

ちなみに、前方は完全に海の中で、高波にもまれながら引くことになります。

高波なんかもろともせず・・・

競輪では先頭が一番空気抵抗を受けると言いますが、地引網では先頭が一番波を受けます。

網は重い 、 波は高い 、 海水はしょっぱい 、 海水でぬれたつなは手に食い込んで痛い ・・・。

しかし、地引網軍曹は、手伝いの我々にも一切の手加減なく叱咤激励するため、気迫に負けて どんどん前線に突入 することに・・・。

そんなに濡れることを想定していなかったのですが、 開始20分で2人ともすでにビショビショ です。

しかし、そんな佐井と林君の奮闘もあってか、 ついに網が見え始めました !

30分経過、残りわずかです。

ほら、見えてきたぞー!

ちなみに、日本の地引網と言えば、九十九里浜の地引網が最も有名なようです。

地引網は遠浅のビーチで、網を傷つけないために、海底に岩場がない所に適しているそうです。

それに九十九里浜がよく適しているようです。

網を引く姿がサマになってきた!?

なお、最近の日本の地引網では、網上ウィンチという機械を利用するようです。

機械で網を上げ、少ない人数でも網を引けるように進化が進んでいるそうです。

とはいえ、 日本各地で観光地引網も盛ん で、そこでは 昔ながらの人力での地引網 が催されているそうです。

そんな近代化が進む日本の地引網ですが、 ダナンでは完全に原始的な地引網 が今も続いていて 、そんな原始的な漁に巻き込まれている佐井と林君です。

原始的な地引網漁

しかし、遠浅で岩場のないビーチ。

確かにダナンは地引網に最適な自然環境のようです。

そして、ついに地引網も網の終わりが見えてきました。

網を両サイドから引きます

苦節40分・・・。

日ごろからジムで鍛えているはずの足腰は悲鳴を上げ、綱を引く手はボロボロですが、やっと終わりが見えてきました。

ついに引き終えました

網を引き揚げた自信は、 佐井と林君に海の男としての自信を与えた ようです。

不敵な笑みを浮かべる佐井

漁の最終段階ということで、たくさんの玄人漁師の皆さんが集まって、最後の仕上げに取り掛かります。

ヘルメット大将と謎のベルト( 前回コラム参照 )

この頃になると、どこからともなく 大勢の野次馬 が集まってきました。

誰もいなかったところに急に集まってきたので、佐井もかなりびっくりしました。

あれ?いつの間にこんな人だかり

こちらの地引網、 獲れた魚をその場で売ります。

辺りには買い付けに来た地元民、ベトナム人観光客がたくさんの人が集まってくるのです。

魚目当てのお客さんたち

そして、ついに最後の網が上がりました。

せーの、おりゃ!

おお! 網にはかなりたくさんの魚 がかかっています。

お見事!

結構な 大漁 だったようで、地引網の管理者らしいおっちゃんも満足げです。

「なかなかだな」

たくさん魚が揚がったせいか、さらに野次馬が集まってきて網を取り囲んでいきます。

魚に群れる人々

おばちゃんが、素早く捕れた魚の仕分けをします。

こちらも巧みな業でした

こんな感じのお魚ちゃんたちが、地引網漁によって、文字通り一網打尽にされました。

結構な大物も水揚げされています

仕分けが終わるとその場で 魚の即売会 が始まります。

「いらっしゃーい!獲れたてだよ!」

新鮮なピチピチのお魚ちゃんたちがどんどんと売れていきます。

たくさんいたお魚ちゃんたちが、 どんどんドナドナされていく光景はまさに壮観 です。

大漁だった魚もあっという間に売れていきます

さてさて、網を引き終わった二人はというと、すでに 足腰も手のひらもボロボロの状態でクタクタ です。

漁を終えた男たち

しかし、 やり遂げた達成感に充実した表情 。

そして、ここでよく働いた佐井と林君に軍曹がねぎらいに来てくれました。

握手を交わす軍曹と佐井

「お前らよくやった」 的なねぎらいの言葉と思われるものを頂きましたが、ダナン訛りがひどいベトナム語で、何を言ってるかは全く分かりませんでした。

いや、ダナン訛りでなくても、ベトナム語なのでよくわからないのですが・・・。

でも、 軍曹のおかげで僕らも海の男になれた気がします 。

ありがとう!軍曹!!

言葉はわからなくても、男同士の絆が芽生えました

でも、一回引いただけでも我々はクタクタでしたが、軍曹はこれを一日中やってるのかと思うと、軍曹への敬意が深まります。

ダナンでの地引網。

自然と地元の漁師さんと触れ合える、とても楽しい経験になりました。

やり切った佐井と林君

ダナンの海に来た時には、是非皆さんも参加してみてください!!

以上、男の漁 in ダナン(後編)でした!!

著者紹介
佐井高志
ベトナム在住暦3年になる佐井家の旦那。通称「親方」
日本にいた頃にパワーリフティング、アメリカンフットボールをやっていたこともあり、とにかく体がでかい。ベトナムにいるデブを取りまとめる使命を自らに課している。
このコラムでは、デブだからこそのチャレンジをはじめ、ベトナムがデブにとって住みやすい国なのかどうかを身をもって徹底検証。2013年よりホーチミン市に在住し、2016年よりダナンへ転勤したのをきっかけに、コラムタイトルを『豚が如く~ホーチミン編~』から『豚が如く』に改題。目下、ダナンでデブを開拓中。
2016年11月日本へ帰国。
2018年9月再度ダナンに駐在。
豚が如く
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