ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

【第14回】ベトナムの笑顔のために

2017/10/06 08:15 JST配信

みなさん、こんにちは!

早稲田大学ボランティアセンター公認、 DOORSー日越交流プロジェクトー です!

DOORSは年に2回ベトナムに渡り、現地で奨学金授与と交流会の開催による教育支援をおこなっている団体です。

今年の夏も、8月の後半2週間ほど私たちはベトナムに行ってきました。

今回は、ハノイにある 貿易大学 (Foreign Trade University、以下FTU)の学生との交流、そして彼らと一緒にハノイ市郊外にあるリハビリセンターに訪れた時のことをお伝えしたいと思います。

担当するのは、 いつも何かしら食べている(とみんなに言われる)まりこ です!

よろしくお願いいたします。

FTUの学生たち

DOORSの交流活動の一環として、前回の渡航でつながりを持ったFTU。

FTUはベトナムの中でも特に優秀な大学で、文系大学のトップなんだとか。

今回は、この大学のサークルのひとつである 「Japanese Club」 (日本語クラブ)の皆さんと活動を共にしました。

日本語クラブは、その名の通り日本に興味のある学生の集まりで、日本語を学び、流暢に話せる人もいて驚きました。

ランチタイム!たくさんおしゃべりしました!

会話をする中で、彼らがやはり何かしら日本の文化に興味があることがわかり、中でも 日本のアニメに興味がある人が多かった です。

将来は、やっぱり 日本の企業への就職を希望する人が大多数 だそうです。

リハビリテーションセンターの子どもたち

そんな彼らと一緒に、ハノイの中心地から60kmほど離れたバービー郡 トゥイアン村 にある 「トゥイアン障害児リハビリテーションセンター」 という施設に行ってきました。

ここでは障害児、障害者の支援が行われていて、私たちは小学生や幼稚園くらいの子どもたちに綱引きやたこ揚げを教えました。

みんなで綱引き!子どもたちも大学生に負けない強さでした…

子どもたちはみな楽しそうにコミュニケーションを取ってくれ、中でも、耳の聞こえない女の子が一緒に遊んでいるうちに心を開いて笑顔を見せてくれたのがとてもうれしかったです。

言葉も通じず、その他にもコミュニケーションを取るにあったて困難はあったけれど、たくさんの笑顔を子どもたちは見せてくれました。

じゃれあう子どもたちとメンバー

子どもたちも作製を手伝ったという雑貨。手作りとは思えないクオリティの高さ!

また、 JICA に所属していて、このボランティアセンターで支援を行っている女性は、 「この施設の子どもたちは、外出を制限されているので、外の世界からいろいろな人が来てくれるのはとてもいい機会。とりわけ今回は外国の人もいて、子どもたちにとってとてもいい刺激になった。」 とおっしゃってくださいました。

笑顔のために

DOOSの目指す 交流による支援 は、 Face to Faceでのコミュニケーションを通して、新鮮な考えや価値観などと触れ合う機会を作ること です。

今回の活動では、大学の日本語クラブという、もともと日本に興味があったベトナム人同世代たちにさらに日本を知ってもらう機会となりました。

また、リハビリセンターの子どもたちには、普段と違った世界を新たに知る機会になったのではないかと思います。

こうした小さな支援が、彼らのこれからに少しでもいい影響を与え、将来設計や生活に役に立ててもらえることを願いつつ、私たちDOORSは今後の活動も頑張っていきたいと思います。

著者紹介
DOORS―日越交流プロジェクト―

早稲田大学平山郁夫ボランティアセンター(WAVOC)公認 DOORS―日越交流プロジェクト―

「相互理解・相互成長」を理念に、年2回ベトナム・ホーチミンの小中学校と高校で「交流」を通じた教育支援と奨学金支援をしている学生ボランティア団体。


ドンと行く!俺らのベトナム体験記
その他の記事はこちら>
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
サイゴン動植物園にそびえ立つ樹齢160年・高さ62mの大木 (10:21)

 ホーチミン市サイゴン街区(旧1区)のサイゴン動植物園には、樹齢160年余り、高さ62mの「サークー(xa cu)」の木がそびえ立つ。学名は「カヤ・セネガレンシス(Khaya senegalensis)」で、ムクロジ目センダン科カヤ...

「読書100時間で50万VND進呈」ユニークに読書を推奨するカフェ (25日)

 「読書100時間で50万VND(約2900円)を進呈します」。  ホーチミン市バイヒエン街区(旧タンビン区)グエンタイビン(Nguyen Thai Binh)通り218番地にあるカフェ「サム・アートブックス&コーヒー(Sam - Art boo...

ベトナム美術博物館、毎月最終金曜日に「ミュージアムナイト」開催 (25日)

 ハノイ市のベトナム美術博物館は、開館60周年(1966~2026年)を記念するイベントの一環として、10月31日に「ミュージアムナイト」を開催する。  ミュージアムナイトは、2026年3月までの毎月最終金曜日に、そ...

「世界の美食の国トップ15」、タイ1位 日本3位 ベトナム4位 (25日)

 米国の大手旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー(Conde Nast Traveler=CN Traveller)」が実施した読者投票「第38回リーダーズ・チョイス・アワード2025(Readers Choice Awards 2025)」の一環で発表された「世界...

デジタルトランスフォーメーション指数24年版、ハノイが初の首位 (24日)

 科学技術省はこのほど、全国34省・市を対象とした「2024年デジタルトランスフォーメーション指数(Digital Transformation Index=DTI)」を発表した。  7月1日付けで全国63省・市が34省・市に再編され、今回...

韓国系OKXE、中国ヤディア製電動バイクを販売開始 (24日)

 ベトナムで中古バイクの取引アプリ「OKXE」を提供している韓国系OKXEベトナム(OKXE Vietnam)はこのほど、中国の電動二輪車のトップメーカーであるヤディア・グループ・ホールディングス(雅迪集団=Yadea Group)...

ホーチミン市、タンソンニャット~ロンタイン空港間鉄道を提案 (24日)

 ホーチミン市人民委員会は、同市のタンソンニャット国際空港と東南部地方ドンナイ省で建設中のロンタイン国際空港を結ぶ鉄道路線の整備を政府に提案した。  ホーチミン市人民委員会は、同市のメトロ2号線(...

中国オッポ、ホーチミンにサテライト倉庫を開設 (24日)

 中国のスマートフォンメーカーであるオッポ(OPPO)はこのほど、ホーチミン市に東南アジア初のグローバルスタンダードのサテライト倉庫を開設した。倉庫は全国のオッポサービスセンター45か所への部品供給拠点と...

チン首相、村山富市元総理の死去で弔電 (24日)

 村山富市元内閣総理大臣が17日に死去したことを受け、ベトナムのファム・ミン・チン首相が23日に弔電を送り、哀悼の意を表した。村山元総理は日本時間の17日午前、大分県大分市内の病院で老衰のため、101歳で死...

ニュージーランド海軍の補給艦、ホーチミンに寄港 (24日)

 ニュージーランド海軍の補給艦「アオテアロア(Aotearoa)」が23日、ホーチミン市のニャーゾン・カインホイ港に寄港し、ホーチミン市での5日間の友好訪問を開始した。  ニュージーランドとベトナムの首脳は20...

ビンファスト、電動車両の技術者3000人を養成 (24日)

 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)は、3000人規模の電動車両技術者を養成する大規模プログラ

地場ラムハーSG、韓国の日用品大手と提携 育児用品を独占販売 (24日)

 韓国の日用品・紙製品大手の柳韓キンバリー(Yuhan-Kimberly)はこのほど、ベトナムの育児用品市場に本格的に進出するため、貿易会社である地場ラムハーSG輸出入(Lam Ha SG Import Export)と提携した。  柳韓...

UOB、フォンニャ・ケバン国立公園の洞窟ツアー運営会社と提携 (24日)

 シンガポール系ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)のベトナム法人であるUOBベトナム(UOB Vietnam)は20日、北中部地方クアンチ省(旧クアンビン省)にある世界自然遺産のフォンニャ・ケバン国立公園の洞窟探検...

原発計画、首相がロシア・日本との早期交渉完了を指示 (24日)

 ファム・ミン・チン首相は22日、南中部地方カインホア省で計画されている原子力発電所プロジェクトについて、原子力発電所建設指導委員会の会合を開き、関連機関に対してロシアと日本との交渉を早期に完了する...

ベトジェットエア、フィンランドの航空教育機関と人材育成で提携 (24日)

 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)はこのほど、フィンランドの航空教育機関であるエアウェイズ・アビエーション(Airways Aviation)との間で、グローバル

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved