ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

【第19回】初ベトナムのインターン生がダナンに来る前に知りたかったこと5つ

2017/12/22 08:15 JST配信

こんにちは!

このコラムは、?Digital Ship Company Limited のインターンが交代でお届けしています。

今回は、 Happy Danang でインターンシップをしているワタルが、ダナン市公認キャラクターのダロンくんと一緒にお届けします!

優良ドライバーのダロンくん

ぼくがベトナムに到着してから、早1ヶ月。

何の予備知識がないままこちらに来てしまいましたが、日々新しい出会いや衝撃があって、刺激的なダナンライフを謳歌しています。

それでも、「来る前にもう少しこんなことを知れていたら便利だったのにな…」「ダナンがどんな街なのかイメージしやすかったのにな…」ということがいくつかあります。

今回は、そんな ダナンに来る前に知っておきたかったポイント5つ! を紹介します。

※HappyDanangのサイトにて、他のインターンのコラムもあります。→ 青森からやってきた、破天荒学生のダナン体験記

バイク交通量の多い道の渡り方

ベトナムに着いてまず驚くことは バイクの多さ!

東南アジアの主要交通手段であるバイクのことを知ってはいても、実際に目にするととても衝撃を受けます。

そして信号のない道を渡らなければならない時、または信号があってもなぜか電気が通っておらずそれが機能していない時には、いつ歩き出せばいいのか戸惑うことも多いでしょう。

右も左もバイクだらけ

そんな時にどうやって道を渡るのかというと・・・、

「ゆっくり歩く」!

道を渡るにあたって必ず右左の確認はしなればなりませんが、「バイクともう距離が少ししかないから歩き始めたら危ないかな…」と思って歩き出せずにいると、いつまで経っても渡ることができません。

もしすぐにひかれる距離にバイクがなければ、ゆっくりと歩き出しましょう。

バイクも歩行者を避けて走ることに慣れているので、基本的にゆっくり歩けばひかれることはありません。

でも脇道や細道から飛び出してくるバイクには本当に注意!

現地の金銭感覚

ダナンでは、だいたいコーヒーが8000VNDで、ローカルのお弁当が1万5000VND。

でも、0が多すぎて一体どれくらいの価値なのか、慣れるまで判断しづらいベトナム通貨の「ドン(VND)」。

おおよその 日本円換算をしたい時には「÷200」 をします。

例えば8000VNDは200で割ると約40円。

1万5000VNDは約75円、といったところです。

ですが日本円に換えたところで一体どれくらいの支出があるのか想像しづらいのもまた事実。

そこで1日いくらかかるのか毎日家計簿をつけて見てみました。

ある1日を例に見てみます。

朝食に鶏おこわ「ソイガー(X??i G??)」を買って、1万5000VND。

昼食は大衆食堂でベトナム人スタッフとランチ。

好きなおかずを店員さんにお願いしていくつも乗せてもらって、ご飯お代わりし放題で、こちらも1万5000VND(!)。

そのあとローカルのカフェでミルクコーヒーを飲んで、8000VND。

少しお腹を痛めていたので夕食にはベトナム食の代表格、フォー。

ローカルレストランの中では少し高い値段設定ですが一食、3万VND(約150円)。

この日の食費は、1万5000 + 1万5000 + 8000 + 3万 = 6万8000VND

つまり 約340円!

安い!

日本で考えるランチ予算500円で1日過ごせて、しかもお釣りがもらえます!

もう少し抑えたい時は、夕食にフランスパンのサンドイッチ「バインミー(B??nh m??)」を買えば1万~1万5000VND(約50~75円)に抑えることもできますし、また、ローカルのちょっと高いレストランでチャーハンとジュースを飲んだ時は16万5000ドン (約825円)でした。

0を2個消して半分にするとわかりやすいです

他にも、インターン生同士で日本食の居酒屋に行った時は一人当たり30万VND(約1500円)。

10分ほどの距離をGrab(グラブ)タクシーで移動した際には3万VND(約150円)でした。

こうして1日を見てみるとダナンでの金銭感覚が想像しやすいのではないでしょうか。

こんな感じの生活費で暮らせています

ローカルフードが美味しい!

ローカルフードの充実は、ダナンで1ヶ月過ごしてきた身にとって特筆すべき点です!

ぼくのお気に入りは「ソイガー(X??i G??)」で、毎朝必ず食べているものだからベトナム人社員さんからは、もはやワタルではなくソイガーと呼ばれています!

毎日の朝食風景

また、フランスパンのサンドイッチである「バインミー(B??nh m??)」もお店によって具材やパンの焼き具合が違って、食べ比べるのも楽しいです。

そして ソイガーもバインミーも1万~1万5000VNDで食べることができる ので、とってもお財布に優しいです。

その他にもスープに浸かった米麺である 「ミークアン (M?? Qu?ng)」

や、魚のすり身のスープ麺「ブンチャーカー (B??n ch? c??)」が2万5000VND(約125円)ほどで食べれたり、それらに比べると少々値は張りますが日本人の間でハンバーグつけ麺と名高い 「ブンチャーハノイ (B??n ch? h?? n?i)」 は3万VND(約150円)。

日本円で考えると夢のような値段で美味しいローカルフードが食べられるのは、まだ完全なるリゾート地ではない、ダナンの魅力です。

アジアのストリートらしい、押しが強い勧誘もありますが笑顔で断れば笑顔で送り出してくれる、さっぱりとした人あたりの良さもぼくがダナンが好きな理由の一つです。

WiFi環境と配車サービス!

ダナンでは、ありとあらゆる場所にWiFiが飛んでいて、基本的にインターネット利用に不自由を感じることはありません。

SIMカードが手に入らなくても、街の中にいる限りはそれほど不便さを感じません。

レストランやカフェに入ったら店員にスマホの設定画面を見せて「WiFi?」と聞けば、基本的にパスワードを打ってくれます。

電波はそれほど強くはありませんが、お店に入らずとも DANANG WIFI(ダナン・ワイファイ) というのも飛んでいて、ITオフィス街にいる時はそれを使うこともできます。

WiFiを使うことができれば 「Grab」 というアプリで、一般ドライバーが運転する車をタクシーのように使うことができます。

アプリを介しているので乗車前に料金が確認できるし、かつカード支払いだけでなく現金での支払いにも対応しているので、現地で使い切りたい紙幣がある時はその紙幣を使用することもできます。

Grabに登録する際には電話番号が必要ですが、日本の携帯電話番号を使って登録することもできます。

映画が観られる!

まさかダナンで映画が観られるとは、ここに来る前は思っていませんでした。

しかも実は 日本よりも早い公開でアメリカの映画を見ることができる こともあります。

例をあげると、ディズニー・ピクサー映画の 「リメンバー・ミー (原題: Coco)」 は日本では2018年3月16日公開予定ですが、ベトナムでは2017年11月24日に公開されて観ることができました。

アメリカでの公開は2017年11月22日だったのでわずか2日差で、日本に比べてなんと4ヶ月も早く観ることができます。

映画料金も格安 で、例えば CGVシネマ Vinh Trung Plaza店 なら月~木曜の大人料金は6万5000VND (約325円)、金・土・日・祝は9万VND (約450円)。

無料会員登録をすると平日ならば4万5000VND (約225円)で観ることができてとってもお得です。

ただし英語音声で映画を観たいという方はチケットを買う前に、英語音声・ベトナム語字幕を意味する「English with Vietnamese Subtitle」または「Ti?ng Anh c?? ph? ??? Ti?ng Vi?t (ティエンアインコーフーデティエンベト)」の表記があるかどうかだけご確認ください!

ローカルの楽しみも味わいつつ、インターネット環境や映画が身近で暮らしやすいダナン。

ぜひ一度遊びに来て下さい~!

それでは、次回の「Happy Danang~ダロンが行く!ダナン情報~」もお楽しみに!

著者紹介
Digital Ship Company limited
Digital Ship(デジタルシップ)はラボ型オフショア開発を行うIT会社。日本企業の進出先として注目されるベトナムの中部に位置するダナン市に拠点を構えて、グループ会社では、市場調査から、M&A、会社設立、人材確保に至るまで、幅広くコンサルティングサービスを提供。日本食レストランも経営。お土産事業Happy Danangは社内ベンチャー。rn
Happy Danang~ダロンが行く!ダナン情報~
その他の記事はこちら>
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
電子労働契約に法的枠組み、26年から適用 人的資源管理のDX加速 (15:03)

 政府はこのほど、電子労働契約に関する政令第337号/2025/ND-CP(2026年1月1日施行)を公布した。これにより、デジタル環境における労働契約の締結・履行に法的根拠が整備され、人事管理のデジタルトランスフォー...

ビンEVタクシー、都市部向け小型EVバン配車サービス開始 (14:38)

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社で、配車サービス「サインSM

ホーチミン:第4トゥーティエム橋建設を承認、投資総額300億円 (14:14)

 ホーチミン市人民評議会は、第4トゥーティエム橋案件の投資方針を承認した。同案件は、投資総額5兆0630億VND(約300億円)超で、市南部と中心部、アンカイン街区(旧トゥードゥック市)にあるトゥーティエム新都市...

ホーチミンのベンタイン市場で半世紀以上愛されるチェー店 (28日)

 チュオン・ティ・トゥエット・チンさん(女性・63歳)は、7~8歳のころからホーチミン市のベンタイン市場で母親のチェー(ベトナム風ぜんざい)の屋台を手伝っていた。そして、50年以上にわたり市場に身を置き、母...

英国王室、国内在住ベトナム人に「大英帝国勲章」を初めて授与 (13:49)

 英国の公的な国際文化交流機関であるブリティッシュ・カウンシル(British Council)によると、同団体のコンプライアンス担当責任者のカオ・ティ・ゴック・バオ氏は、ベトナムと英国の二国間の教育・文化協力への...

25年の自然災害、死者・行方不明415人 被害額5400億円 (6:33)

 2025年にベトナム全国で発生した自然災害により、415人が死亡・行方不明となり、728人が負傷した。被災した家屋は、倒壊が3906軒、損壊が33万0999軒に上り、数十万haの農耕地も被害を受け、経済的な被害額は91...

ホーチミン:公示地価を更新、1平米最高410万円 (6:25)

 ホーチミン市人民評議会は26日、2026年1月1日から適用する公示地価表を定めた決議を採択した。  住宅用地について、第1区域(旧ホーチミン市)では、最高地価が1m2当たり6億8720万VND(約410万円)となり、旧1...

ベトナム賃金、医療・IT系が高水準 医療管理職は月給30~42万円 (5:16)

 求人情報サイト「JobOKO」が先般発表した「2025~2026年給与レポート」によると、2025年のベトナム労働市場では賃金水準が引き続き改善した。高度な専門性、実務経験、テクノロジー適応力を要する各職種は、平...

ベトナム版「¥マネーの虎」、放送10年で打ち切り (5:02)

 日本の現金出資リアリティ番組「¥マネーの虎」をモデルにしたベトナムの人気番組「シャークタンク・ベトナム(Shark Tank Vietnam)」が10年間の放送を経て終了した。同番組のプロデューサーのレ・ハイン氏は、...

ハノイ~ホーチミン線の提供座席数、4年連続で世界4位 (4:57)

 世界の航空関連情報を提供する英国のオフィシャル・エアライン・ガイド(Official Airline Guide=OAG)が発表した世界の人気路線ランキング「Busiest Route」2025年版によると、世界の国内線ランキングでハノイ...

中国、ベトナムが領有権主張する島に大型商業施設をオープン (3:44)

 外電によると、中国は12月25日のクリスマスに、ベトナムが領有権を主張する南シナ海のホアンサ諸島(英名:パラセル諸島、中国名:西沙諸島)のフーラム島(英名:ウッディー島、中国名:永興島)に違法建設したシ...

トゥエンクアン省:第1回ヒマラヤザクラ祭り開催、1月2日から (2:11)

 東北部地方トゥエンクアン省(旧ハザン省)ルンクー村(xa Lung Cu)で、2026年1月2日(金)から4日(日)までの3日間、第1回ヒマラヤザクラ祭りが開催される。  記念すべき第1回目は「ルンクー・花々との出会いの...

ベトナム、タイとカンボジアの停戦合意を歓迎 (29日)

 タイとカンボジアの国境地帯で軍事衝突が続く中、両国国防相が27日に国境検問所で会談し、停戦合意に関する共同声明に署名した。これを受け、ベトナム外務省のファム・トゥー・ハン報道官は同日開かれた定例記...

ラオカイ省:ボランティア団体を乗せたバスが横転、18人が死傷 (29日)

 西北部地方ラオカイ省を走る国道174号線で27日朝、ボランティア団体を乗せた小型バスが横転する事故が発生した。この事故で、これまでに9人の死亡が確認されている。  バスは早朝にハノイ市を出発し、ボラ...

ベトナム、新たに2種類の優遇ビザ導入 高度人材受け入れ強化 (29日)

 ベトナムにおける外国人の出入国・経由・居住法を含む治安・秩序に関する10本の法律の一部を改正・補足する法律(2026年7月1日施行)により、外国人の入国・滞在を対象とする新たな2種類の査証(ビザ)が導入される...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved