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【第5回】ハノイの人気スポット「ビアホイ」の魅力に迫る!

2018/05/25 08:10 JST配信

皆さん、こんにちは。 廣済堂HRベトナム の堀岡(ほりおか)です。

ベトナムをロジカル(ちょっと辛口)に分析し、ポジティブに解説する[ロジ・ポジ]。今回は、ハノイで大人気のビアホイをロジカルに分析し、日本人が気楽に楽しめる方法を解説します。

「ビアホイ」とは?

ベトナム語で「ビアホイ(Bia H?i)」とはもともと「生ビール」を意味します。しかし、一般大衆向けの生ビールは「 HABECO TRADING (ハベコトレーディング)社」の「 BIA H?I H?? N?I (ビアホイハノイ)」がほぼ独占しており、この銘柄を取り扱っているレストランには必ずと言っていいほど黄色地に赤文字の目立つ看板が掲げられています(個々は独立経営で、チェーン店ではありません)。従って、ビアホイというと、 ビアホイハノイを扱っている庶民向けのレストラン ということになります。ドイツ語の「ビアホフ(Bierhof)」に似ていますね。

活気あふれる庶民的な雰囲気のビアホイ

筆者はハノイに来た当初、ビアホイを自家製のどぶろくのような飲み物だと思っていました。しかし、早々にそれは誤解だとわかり、今ではどこにいってもよく見かけるビアホイを楽しんでいます。気軽に気楽に一杯、というような時には特にお勧めです。

人気の秘密

平日、週末に限らず夕方~夜になると、どのビアホイも大変賑わっています。店員はひっきりなしにグラスを運び、大勢の客が歩道にはみ出して談笑をしている風景は、とても活気にあふれています。

これほどまでに集まるビアホイの人気の秘密は何でしょうか。

?何といっても「安い!」

ビール1杯の値段はだいたい8000VND~1万VND(約40~50円)。日本の居酒屋で生中が500円前後だとすると、ビアホイはわずか10分の1で、よほど高い料理を頼まなければ、一人当たりせいぜい1000円くらいで収まる安さです。

?「明朗会計!」

注文したビール、料理はすべて、目の前に置かれた伝票にメモされます。例えばビールであれば、「Bia」と書かれた四角いマスに注文した数量が記載され、何杯飲んだかリアルタイムに分かる仕組みです。

?「早い!」

店内の目立つところにビールサーバーがあり、注文するとすぐに届けられます。店によっては、注文しなくても自動的におかわりを持ってくることもあります。

 ビアホイは安い!         伝票が分かりやすい!

入店してみる

ほとんどのビアホイは、道路から店の奥まで見通すことができ安心です。それでも日本人にとっては、最初は少し敷居が高いかもしれません。そこで、いくつか参考情報を書きます。

?店を選ぶ/店に入る

最初は 20席以下の小さな店がお勧め です。広い店だと、店員が近くにいないので何かと困ります。また、小さな店は歩道にまでテーブルを出していて、活気があふれていて、 日本のビアガーデンのように開放的な雰囲気 を楽しめます。

服装 カジュアル(スーツにネクタイだと奇異にみられるがNGではない)
人数 一人でも複数でも大丈夫
時間 日中も開いており、いつでも行けます(ベトナムの連休以外は年中無休)
座席 店に入ったら好きな席に座ります。店員が案内してくれる場合は従います。

?ビアホイを注文する

近くの店員に「モッビア(1 bia)」と伝えるだけです。店員が少し離れている場合は人差し指を1本立てれば注文の合図です。ごくまれに、「ビアホイ」か「ハノイビール」かなど、他の銘柄のビールを飲むかどうか聞かれることがあります。この場合は「ビアホイ」と伝えればOKです。

?料理を注文する

料理のメニューはあるものの、ベトナム語を理解しないと困難です。最も簡単な注文方法は、一度食べた料理の写真を撮っておき、それを見せることです。今回協力してくれたビアホイで提供している料理の写真を掲載しますので、こちらを見せて注文してみてください。

空心菜炒め              揚げ豆腐

      オムレツ         あたりめ(マヨネーズは持参したい)

 豚バラ焼き             牛肉野菜炒め

肉焼きそば             手羽先揚げ

これらはどれも定番メニューでおすすめです。また、あたりめを調理するところを見せてもらいました。

   あたりめ調理風景        かなりワイルドに焼き上げる

?会計の仕方

近くに置いてある伝票を店員に渡します。その場で計算して伝票に合計金額を書くか、店の奥にあるレジで明細を印刷するか、店により少し異なります。手書きの場合は、金額の「0(ゼロ)」を3桁分省略して書くため、注意が必要です。

突撃取材を敢行!

今回、 分廟(Van Mieu) 近くにあるビアホイに協力をお願いして、店内を取材させていただきました。

[左]協力いただいたTienさん(右側)とお母さん(オーナー)

[右]ビールサーバーと、看板娘Tienさん(学生)

【取材協力】

店名: ビアホイハノイ – 7A Qu?c T? Gi??m

筆者:生ビールはどこから運ばれてきますか?

Tienさん:ビアホイハノイ社がトラックで運んできます。

ビアホイのビール樽は金属製        樽を運ぶトラック   

ビール工場は、西湖の南にあります。      ビアホイの樽

                        (ハベコ社ウェブサイトより)

筆者:ビールサーバーの中を見てもいいですか?

Tienさん:どうぞ見てください。

ビールサーバーの中は冷凍庫。氷も冷やしてある。

筆者:どこで調理をしていますか?

Tienさん:3階に調理場があります。見に行きますか?

   調理人Aさん         一人で大量の調理をこなす

 調理人Bさん           なぜかシャツの背中に

                   「中川商業 愛知」と書いてある

筆者:トイレはありますか?

Tienさん:男性用は1階、女性用は3階です。

1階男性用トイレ          3階女性用トイレ

筆者:ビアホイ以外の飲み物はありますか?

Tienさん:はい。ハノイビール、サイゴンスペシャル、果実酒、コーラなどがあります。

筆者:ビールの量り売りもしているんですね。

Tienさん:はい。ペットボトルを持ってきていただければ販売できます。3万5000VND(約170円)くらいです。

筆者:日本人が来ても大丈夫ですか?

Tienさん:はい。ぜひお越しください。言葉が通じなくても、スタッフが丁寧に対応いたします!

筆者:ところで、日本語が上手ですね。

Tienさん:ありがとうございます。去年まで福岡大学に留学していました。博多の鉄なべ屋でバイトしてましたよ。

筆者:そういえば、ほんの少しだけ博多なまりですね。どうもありがとうございました。

まとめ

今回は、ハノイ名物ビアホイについて取材を交え解説しました。ビアホイは店のシステムがシンプルなため、ベトナム語が話せなくても十分にチャレンジできます。少しだけベトナム人との距離が近づいたような気がしてうれしいものです。

日本人が庶民の人気スポット「ビアホイ」をエンジョイするためには、

?まずは気軽にふらっと入ってみて、ビールだけ飲む(一人でも入れます)
?料理は写真を見せて注文してみる(量が多いので注文しすぎに注意)
?可能ならベトナム人に話しかけてみる(取材した日、隣は新聞記者でした)

と超簡単です。ただし、ビアホイのアルコール度数は約3.5%と低いものの、飲みすぎにはくれぐれもご注意を。

ロジカルに分析し超ポジティブに生きる[ロジ・ポジ]。

次回もご期待ください。

著者紹介
堀岡宏至(ほりおかこうじ)
石川県金沢市出身。早稲田大学商学部卒。ベルリンに4年、ハノイに2年、ホーチミンに3年。新しいことへのチャレンジと海外旅行(北半球51ヶ国)を趣味とし、特技は、超ポジティブ思考とパソコンの分解修理。

現在、株式会社廣済堂のベトナム3法人(廣済堂HRベトナムZEN外国語教育センターYUKI日本語センター)の代表取締役。「ロジカルシンキング」「グローバル人材」等の研修講師を務め、時間があれば大学生にも講義を行う。

基本はシャイで無口だが、話し始めると止まらない、と言われる。

連絡先:logiposi@gmail.com または https://www.facebook.com/logiposi/
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