ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

熱々ラーメンがナンボのもんじゃい~前編~

2015/05/11 20:33 JST配信

こんにちは、ホーチミンの摩天楼アントニーこと佐井です。

先日、ホーチミンにて、日本の文化を紹介する「 Sakura Fair 」なるものが開催されました。

このイベントの中で、「ラーメンの早食い大会」があると ベトジョー 編集スタッフよりタレこみがあり、 「これは、行って懲らしめてやらないと」 ということで、兄弟ウーさんと一緒に行ってきました。

Sakura Fair に来場するデブ兄弟!!

イベントは、ホーチミン1区にある インターコンチネンタルアシアナサイゴンホテル 2階の「味千ラーメン」にて開催されていました。

場所はインターコンチネンタル2階の味千ラーメン

早食いイベントは12時半から開催ということで、12時に会場入り。

たくさんのベトナム人が来場していて、熱気あふれる会場に圧倒されながらも、「ラーメン早食いのエントリーはどこでするのか?」と探してみたのですが、なかなか担当者見つからない。

たくさんの人々で溢れかえる会場

5分ほどさまよってようやく担当者を見つけたものの、佐井とウーのベトナム語力では「ラーメン早食い競争に出たい!!」という意志がなかなか伝わらず、写真撮影について来てもらっていた、佐井の奥さんに協力してもらい、なんとかエントリーすることに成功しました。

ラーメンを早く食べたいだけなのに、デブにも国境はあるようです(涙)

いやぁ~~なんとかエントリーできたと、デブ汗が止まらない佐井ですが、ここでなんと、「外国人がエントリーした」ということで、英語の話せる担当者がルールの説明に来てくれました。

兄弟のために英語で説明。しかし、英語もよくわからん。

担当者:「スタート ノ アイズデ  タベハジメテ、オワッタラ テヲアゲテ クダサイ」

佐井:「オーケー、オーケー」

その後、よくわからないインタビューが。

担当者:「ドコノ クニ カラ キタノカ?」

佐井:「日本からだよ」

担当者:「オー、 スモウ ノ ヒト デスカ?

佐井:「いやいや、普通のデブです」

担当者:「キタイシテイマス!!」

黒船来襲!!のイメージで写真撮影!!

なんだか、わけのわからない誤解を受けているようですが、とにかく巨大な2人がエントリーしたので、担当者も異様に期待している様子。クロマティーとバースが入団したような期待感を受けつつ、席も中央の本命席に案内されました。

説明も終わり、会場の他の参加者を見渡すと・・・

どんな強敵がいるんだろうとチェック!!

どこも、もやしのように細い人ばかりじゃないですか。

「大丈夫なのか?こんなに細い人ばかりで、我々相手に勝負になるのか?」

と、若干上から目線で会場を見渡すプロ気どりのデブ兄弟でした。

会場は細い人ばかり、本当に戦えるのか?

参加者は12人、10代~20代と思われるベトナム人が大半で、小柄な女性も2名ほど参加していました。

しかし、他の参加者もこの謎のクロマティーとバースに、これは只者ではないと警戒心を強めて声をかけてきます。

参加者A:「 スモウ ノ ヒト デスカ?

お前もか!!

そうこうしているうちに、ルール説明開始。すべてベトナム語なので、95%以上が理解不能。

ベトナム語の説明、ほとんどわからない(>_<)

しかし、そこは聞ける可能性が1%あれば聞くのが本命の宿命。

(※北斗の拳「たとえ99%勝ち目がなくとも…1%あれば…戦うのが北斗神拳伝承者としての宿命だ!!」byケンシロウ)

しっかり真剣に聞くデブ兄弟です。

とりあえず聞き取れたのは、

「ラーメン、ニャンニャンニャン」

ベトナム語では、「ニャン」は「早く」の意味で、それを三回も繰り返しているので、相当急がないといけないのでしょう!!

とにかく、説明はほとんど理解できませんでした。

英語でされたときは30秒くらいで終わりましたが、ベトナム語の説明は5分くらい続いたので、若干不安でしたが、まぁ、そこは何とかなる腹をくくる2人です。

そしていよいよ、ラーメンが配られ始めました。

配られたラーメンはこんな感じです。

美味しそうなラーメンです!!

どんぶりに、一人前のラーメンが入っています。

空腹で来場した佐井は、完全にパブロフのデブと化していて、ヨダレが止まりません。

そして、司会者の号令とともに、「ラーメンニャンニャンニャン」はスタートするのです。

そして、高らかに開始合図!!

(後編に続く)

熱々ラーメンがナンボのもんじゃい~後編~

著者紹介
佐井高志
ベトナム在住暦3年になる佐井家の旦那。通称「親方」
日本にいた頃にパワーリフティング、アメリカンフットボールをやっていたこともあり、とにかく体がでかい。ベトナムにいるデブを取りまとめる使命を自らに課している。
このコラムでは、デブだからこそのチャレンジをはじめ、ベトナムがデブにとって住みやすい国なのかどうかを身をもって徹底検証。2013年よりホーチミン市に在住し、2016年よりダナンへ転勤したのをきっかけに、コラムタイトルを『豚が如く~ホーチミン編~』から『豚が如く』に改題。目下、ダナンでデブを開拓中。
2016年11月日本へ帰国。
2018年9月再度ダナンに駐在。
豚が如く
その他の記事はこちら>
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ビンEVタクシー、ハノイでフードデリバリー事業に参入 (15:16)

 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社グリーン・スマート・モビリテ

ベトナムとロシアの国営エネ企業、LNGサプライチェーン構築を推進 (14:26)

 トー・ラム書記長は11日、ロシア公式訪問の一環として、ロシア国営石油会社ザルベジネフチ(Zarubezhneft)のセルゲイ・クドリャショフ(Sergei Kudryashov)社長とモスクワで会見した。  クドリャショフ社長は...

ラポールヘア、ホーチミンに美容室オープン グループ初の海外店舗 (14:21)

 東日本大震災をきっかけに2011年に宮城県石巻市で創業した株式会社ラポールヘア・グループ(宮城県石巻市)は10日、ASEANでの雇用拡大と女性美容師の就労支援の拡大を目的として、ホーチミン市にグループ初の海外...

世界のベトナム人街を訪ねて【パリ編】 (11日)

(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら  パリ:本場バ

ビンパール、ロシア大手旅行会社4社と提携 (14:19)

 ビングループ[VIC](Vingroup)の子会社で、国内トップの観光・リゾート・娯楽ブランドであるビンパ

VNVC、ロシア開発がん治療ワクチンのベトナム導入目指す (14:11)

 ベトナムワクチン株式会社(VNVC)はロシアの首都モスクワで10日、ロシア政府系金融機関であるロシア直接投資基金(Russian Direct Investment Fund=RDIF)との間で、先進的なワクチンおよびバイオ医薬品の研究・...

THミルク、ロシア西部に大規模な乳製品工場を竣工 (13:50)

 乳製品製造大手THミルク(TH Milk)は11日、ロシア西部のカルーガ州ボロフスク地区で乳製品加工工場の竣工式を開催した。竣工式には、ロシアを公式訪問したトー・ラム書記長やロシアのドミトリー・チェルニシェン...

韓国水資源公社、地場水処理会社株30%取得 上水道を管理 (13:01)

 韓国水資源公社はこのほど、マレーシアの送電設備事業者ロハス・テクニック(Rohas Tecnic)の子会社で浄水場の建設などを行うRBCウォーター(RBC Water)と、南部メコンデルタ地方ロンアン省にある地場水処理会社...

ベトナム・ロシア首脳会談、新たな協力段階に向けた共同声明採択 (6:52)

 9日にロシアの首都モスクワにある赤の広場で開催された「対ナチス・ドイツ戦勝80周年記念パレード」への出席に合わせて同国を公式訪問したトー・ラム書記長は10日、クレムリン宮殿でウラジーミル・プーチン大統...

ベトナム企業の93%が顧客コミュニケーションにAI活用 (6:41)

 世界大手の会計事務所デロイト(Deloitte)の報告書「AIフォー・ビジネス(AI for Business)」によると、ベトナム企業の93%が顧客とのコミュニケーションやアプローチにおいて少なくとも一つの人工知能(AI)ツール...

ロシア軍艦3隻、外交関係樹立75周年でダナンに寄港 (5:29)

 5月10日、ロシア海軍の軍艦3隻が南中部沿岸地方ダナン市のティエンサ港に寄港した。262人の士官・乗組員は4日間の日程でダナン市に滞在する予定。  寄港したのは、◇コルベット艦「レズキ(Rezki)」、◇ロシア...

ベトナム国家主席、新教皇選出のレオ14世に祝電 初の米国出身教皇 (5:08)

 外務省によると、ベトナムのルオン・クオン国家主席は10日、ローマ・カトリック教会の新しい教皇に69歳の「レオ14世(ロバート・フランシス・プレボスト枢機卿)」が選出されたことを受け、祝福のメッセージを送...

タイニン省:開通2週間の橋付近で大規模な陥没、乗用車など大破 (4:55)

 東南部地方タイニン省チャウタイン郡(huyen Chau Thanh)にあるホアビン橋付近の道路で11日、大規模な地盤沈下が発生して道路が陥没した。走行中の自動車1台とバイク1台が巻き込まれるなどの被害が出ている。 ...

「戦士ヘスマン」の作者、漫画家グエン・フン・ラン氏が死去 (4:01)

 ベトナムを代表する漫画家で、「戦士ヘスマン(原題:Dung Si Hesman/英語名:Hero Hesman)」の作者として知られるグエン・フン・ラン氏が9日、ホーチミン市内の自宅で死去した。69歳だった。死因は現在調査中と...

原産地証明書、発給窓口を一本化 ベトナム迂回輸出の懸念に対応 (3:08)

 相互関税問題をめぐり米国が関心を寄せる分野への適切な対応を進めるための一環として、ベトナム商工省は5日、原産地証明書(C/O)等の発給窓口を同省に一本化した。  これに先立ち公布された、商工省決定第1...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved