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【4部作】死闘、巨大バインミーを喰い尽くせ!!~後編~

2015/05/25 17:50 JST配信

前回 のあらすじ)

突如始まった、第四の使徒 巨大バインミーこと バミエル との死闘。

4人のデブ達は、15分で 20% 程食べ進み、意外と楽な試合なのではと思いはじめた。

しかし、世の中そんな甘いものではない。

巨大バインミーの逆襲 が今まさに始まろうとしていた!!

意外と楽勝じゃね?

ここで、コラム著者として大きな悩みが出てきました。

この挑戦、戦いの模様が 地味 だ。

実に地味過ぎて、コラムが書きにくい!!

こ、これはコラムニストとしての腕が試されていると言うことなのか・・・。

とにかく筆者の頑張りとともに、4人のバインミーも進んでいきます。

楽勝楽勝

次々にパンを放り込む4人ですが、食べ進めていくうちに、ビーフシチューだけでは味が単調でなかなか食が進まない・・・。

こういう事態を想定して、実は食べ始める前に各自佐井家の近所で、パンのお供を調達してきてもらいました。

一つ目は、こちらアヒルの丸焼き。

佐井が家の近所で購入しました。

アヒル

ホーチミンでは、街中にこんな感じで

アヒルの丸焼きや、豚の丸焼きを売っているお店があります。

お店では、アヒルがあられもない姿をして売られていますが、購入すると、巨大な中華包丁で骨ごとゴンゴン切って、一口大になった状態でパックに入れてくれます。

ベトナムではアヒルの丸焼きをバインミーと一緒に食べるのが一般的です。

今回の丸焼きは、1匹27万VND(約1500円)で購入しました。

アヒル達

お味のほうはと言うと、実にパンとよく合う、なかなかの美味でした。

ウーも大興奮です。

うまおっ!

次に、石原さんが持ってきてくれた、謎の食品 「VEGAMITE(ベジマイト)」

VEGEMITE

石原さんいわく、オーストラリアの国民食らしく、これを馬鹿にすると、 オーストラリアとの戦争が始まる らしいです。

※ ちなみに、某アメリカでは激しく嫌悪されている らいです。

石原さんが言うには、 パンに塗って食べると絶品 と言うことで、タイちゃんがパンに塗って食べてみたのですが・・・

早速ヌリヌリ

口に含むと、実に 微妙な表情 を浮かべています。

しかし、口を開きかけるものの、言葉を飲み込みます。

さすがバンコク生まれの侍、オーストラリアとの戦争回避のために犠牲になったのでしょう。

しかしタイちゃん、この後 二度と「VEGAMITE」をバインミーに塗ろうとはしませんでした。

そしてこの顔である

佐井も食べてみます。

佐井:「うーん、なんか、激しく焦げた味がするね。」

ウー:「バインミーが焦げてるからじゃないですか?」

あ、確かにこの時のバインミーは時間調整に失敗して激しく焦がしてしまったものでした。

激しくボケをかましてしまい、オーストラリアの皆様、ごめんなさい。

焦げてるだけやないかーい

ちなみに、後日調べたところ、この「VEGAMITE」の食べ方、

Wikippedia より)

石原さん!!食べ方違ってるじゃないですか!!

お次は、こちらも石原さんが持ってきてくれた 「nutella(ヌテラ)」

甘党の石原さんらしく、ヘーゼルナッツが入ったチョコレートクリームだそうです。

nutella

さっそくウーが食べてみますが、実にバインミーに良く合い、思わず変顔になってしまう美味でした!!

これまたうまおっ!

特に、チョコ好きな女性には激しくお勧めです。

後日、うちの奥さんがパンを食べる時に常に愛用しています。

ちなみにこちらは、ホーチミン1区の アンナムスーパーマーケット で購入できるそうです。

他にも、

・ハム

・チーズ

・オイルサーディン

・食べるラー油

などで味に変化をつけながらパンを食べ続け、食べ始めてから1時間経過した20時00分、パンは残り40%となっていました。

残り40%・・・

ちなみに、ここで中間体重計測を実施。

親方佐井、114.7キログラム → 115.9キログラム。 

すでに、 1.2キログラムの増量 です。

佐井 +1.2kg

兄弟ウー、106.2キログラム → 107.0キログラム。

0.8キログラムの増量

ウー +0.8kg

石原さん、98.7キログラム → 99.5キログラム

0.8キログラムの増量

石原 +0.8kg

そしてタイちゃん、77.4キログラム → 78.8キログラム。

メンバー中最高の、 1.4キログラムの増量

小池 +1.4kg

一見、順調そうに見える4人ですが

実はこの時すでに大きな問題が発生していました。

疲労マンネリ から来る 閉塞感 により

4人の食は、激しくペースを落としていたのでした。。

波乱・・・

果たして4人は「巨大バインミー」を食べつくす頃ができるのか?

(次回、完結編に続く)

著者紹介
佐井高志
ベトナム在住暦3年になる佐井家の旦那。通称「親方」
日本にいた頃にパワーリフティング、アメリカンフットボールをやっていたこともあり、とにかく体がでかい。ベトナムにいるデブを取りまとめる使命を自らに課している。
このコラムでは、デブだからこそのチャレンジをはじめ、ベトナムがデブにとって住みやすい国なのかどうかを身をもって徹底検証。2013年よりホーチミン市に在住し、2016年よりダナンへ転勤したのをきっかけに、コラムタイトルを『豚が如く~ホーチミン編~』から『豚が如く』に改題。目下、ダナンでデブを開拓中。
2016年11月日本へ帰国。
2018年9月再度ダナンに駐在。
豚が如く
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