ハノイ市人民委員会は8日、同市が韓国・ソウル市の協力を得て実施しているホン川(紅河)開発計画立案作業の中間報告を行った。この作業は昨年7月から今年の11月まで行われるもので、経費430万米ドル(約5億3000万円)のうち90%をソウル市が負担する。
中間報告には、ホン川に新たな堤防を建設することや、流域を4つの地区に分けて開発すること、新都市区を建設することなどが盛り込まれている。
ホン川がハノイ市内を流れる区間は40キロ、流域面積は10ヘクタールで、その流域には現在3万9000世帯、17万人以上が生活している。同市は9月と11月に、同計画に対する住民公聴会を開催する予定。