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英国の格付け会社フィッチレーティングス(Fitch Ratings)は最新レポートの中で、経済の回復や輸出の増加、失業率の改善により借り手の返済能力が向上するため、ベトナム国内の商業銀行の利益も増加するとの見通しを示した。
統計総局(GSO)によると、2020年7~9月の国内総生産(GDP)成長率(推定値)は前期の+0.36%から+2.62%に上昇した。同期の労働力人口の失業率は前期の2.73%を下回る2.5%だった。商業銀行の同期業績も著しく改善した。
フィッチは今後12か月で、ベトナム経済が引き続き回復し着実に成長すると予想。また、銀行業界の不良債権比率も抑制されており、新型コロナ前のレベルに戻ると見込まれている。
・ 「ベトナムのGDP成長率、新型コロナ禍も東南アジアで最高」フィッチ見解 (2021/08/27)
・ ベトナムの購買力平価GDP、25年で6倍に 国際通貨基金予想 (2020/11/23)
・ 「ベトナムはプラス成長維持のアジア太平洋4か国の一つ」、フィッチ見解 (2020/07/08)

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