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韓国農林畜産食品省がこのほど、ベトナムで輸入販売される韓国産食品に独自のマーク入りステッカーなどを貼り付ける方針を明らかにした。
背景には、韓国産と誤解を与える可能性が高い中国産食品が市中で販売されていることがある。同省によると、最近海外で中国産ナシの箱に「韓国ナシ」と韓国語で表記されるケースや、中国産甘柿を不自然な韓国語表記にするケースが散見され、消費者の混乱や、韓国産のイメージダウンなどが懸念されているという。
そこで同省は手始めに、韓国産食品の人気が高いベトナムとタイで具体的な対策を実施する。ベトナムでは2月24日から3月22日まで、「イオンモール」や「コープマート(Co.op Mart)」などの主要スーパーマーケットの陳列台に、韓国国旗と韓国産食品のブランドマーク、韓国産であることを確認できるQRコードを貼り付け、韓国産ブランドの認知を図る。またソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などのメディアを通じて誤認表示や韓国産のブランドマークを紹介し、韓国産の区別方法を知らせる予定だ。
また今後は一目見て韓国産と分かるようデザインされたステッカーや包装材、偽造が難しいQRコード入りのマークなどを開発する。これを韓国産食品に貼り付け、誤認防止と共に韓国産食品の販売促進につなげたい考えだ。