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- 調査報告書「ワークトレンド指数」25年版
- 経営者の91%「25年はAI戦略の転換期」
- 経営者の91%が新たなAI関連職の採用検討
米マイクロソフト(Microsoft)が発表した調査報告書「ワークトレンド指数(Work Trend Index)」2025年版によると、ベトナムの経営者の95%が人工知能(AI)エージェントの導入に自信を示しており、米国(82%)や中国(85%)を大きく上回った。
ベトナムの経営者の91%が、2025年をAI戦略の転換期と捉え、専門人材の採用を検討している。世界平均は78%となっている。
一方、67%がAIによる生産性向上を期待する一方で、従業員の84%は仕事に充てる時間やエネルギーが不足していると回答し、スキルのギャップが課題となっている。
各社員が「AIエージェントの上司」として、タスクの設計や管理を担うという新たな役割が形成されつつある。経営者の54%がAI教育の実施を、48%が従業員によるAI管理を5年以内に見込んでおり、いずれも世界平均の41%、36%を大きく上回った。
また、経営者の91%が新たなAI関連職の採用を検討しており、これも世界平均の78%を上回っている。
なお、同調査は、マイクロソフトが2月と3月に実施したもので、ベトナムを含む31か国の経営者と従業員の計3万1000人を対象に調査を行った。