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- 日本、韓国、シンガポールなど5か国対象
- セキュリティ対策で多層的防御システムも
- 世界各国との越境QRコード決済網拡大中
地場総合インターネットメディア運営会社VNGコーポレーション[VNZ](VNG Corporation)傘下のジオン(Zion)が開発・運営するモバイル決済アプリ「ザロペイ(ZaloPay)」は25日、◇日本、◇韓国、◇シンガポール、◇マレーシア、◇インドネシアの5か国で越境QRコード決済機能の提供を開始した。
これにより、「ザロペイ」の利用者1400万人が、同5か国の現地の店舗などで越境QRコード決済を利用することが可能となる。
同アプリはまた、年末までに、外国人観光客がビザ(Visa)やマスターカード(Mastercard)のカードを決済手段として、ベトナム国内でQRコード決済を利用できる新たな機能を導入する予定だ。
セキュリティ対策として、送金先にリスクがある場合の警告や、不審な操作が行われた際の再認証など、多層的な防御システムも導入されている。
なお、ベトナム国家銀行(中央銀行)傘下のベトナム国家決済社(NAPAS)は、世界各国との越境QRコード決済ネットワークを拡大している。
これまでに、◇タイ、◇カンボジア、◇ラオスの3か国との接続が完了しており、現在は、◇中国、◇日本、◇韓国との連携を進めている。年内には、ベトナムと中国との接続が完了する見通しだ。