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- 多層階「豚舎ビル」の養豚事業で合弁契約
- タイニン省当局から投資方針の承認取得
- 26年1~3月期着工、28年1~3月期完成予定
養豚大手のBAFベトナム農業[BAF](BAF Vietnam Agriculture)はこのほど、多層階の「豚舎ビル」モデルで知られる世界最大規模の養豚業者である中国のムーユエン(Muyuan)グループと、豚舎ビルによるハイテク養豚事業の合弁契約を締結した。
BAFのブイ・フオン・ザン社長は調印式で、プロジェクトを実施する南部地方タイニン省の省人民委員会からすでに養豚複合施設の投資方針の承認を得ていることを発表した。プロジェクトには、多層階豚舎ビル2棟と家畜飼料工場、食肉処理・加工工場の建設が含まれる。
計画によると、2026年1~3月期の着工、2028年1~3月期の完成を予定している。年間生産規模は繁殖用の雌豚6万4000頭、肉豚160万頭、飼料60万tとなる。投資総額は12兆VND(約672億円)、年間売上高は約10兆VND(約560億円)を見込んでいる。
ザン社長は、ムーユエンとの協力により、2030年までに1000万頭規模の肉豚の生産を目指すと強調した。