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- コア技術研究のエクセレンスセンター設立
- 「Make in Vietnam」技術推進
- デジタル産業の国際的地位の向上に寄与
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ベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Group＝VNPT)と米国の半導体大手クアルコム(Qualcomm)は14日、コア技術研究を目的とした「VNPTクアルコム・エクセレンスセンター(VNPT - Qualcomm Excellence Center＝VQEC)」を正式に設立した。
これは、ベトナムが自国開発の「Make in Vietnam」技術を推進し、国際的な技術競争力を高める取り組みの一環となる。
VQECは、東南アジア地域レベルの研究・イノベーション拠点として位置付けられ、企業、大学、研究機関、スタートアップを結ぶハブ機能を担う。
センターでは、スマートデバイス、ネットワーク機器、人工知能(AI)コンピューティングなどの開発を重点的に進め、5Gや6Gといった次世代移動通信、クラウド、データセンターなどのデジタルインフラ強化を目指す。
VNPTのフイン・クアン・リエム社長は、「VQECは国家レベルのイノベーション拠点で、産学官・スタートアップの連携を通じて『Make in Vietnam』製品の創出を後押しする」と述べた。
今回の取り組みは、VNPTが掲げる「2035年までを視野に入れた2030年までの成長戦略」の一環で、◇安全で持続可能なデジタルインフラ、◇デジタル製品・サービスのエコシステム、◇AI、モノのインターネット(IoT)、エッジコンピューティング、半導体などのコア技術の国産化を3本柱としている。
VNPTとクアルコムは8月に戦略的協力契約を締結しており、今回のセンター設立はその具体的な成果となる。VQECは今後、グローバル水準のコア技術開発を担う中核拠点として、ベトナムのデジタル産業の国際的地位の向上に寄与する見通しだ。
・ VNPTと米クアルコム、設計・開発センターを設立へ (2025/08/14)
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