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米クアルコム(Qualcomm)は12日、ハノイ市に新たな研究開発(R&D)センターを開設した。同センターはコア技術の開発を目的とし、ベトナムにおけるハイテク研究活動を拡大する。
初期はAIとSoC開発に注力
初期段階において、同センターは人工知能(AI)およびシステム・オン・チップ(SoC)の開発に焦点を当てる。将来的には自動車技術、モノのインターネット(IoT)、その他の先端技術などの戦略的分野に拡大する計画だ。
このセンターは同社のグローバル研究開発ネットワークの一部であり、ベトナムの技術人材を活用するとともに、国内パートナーとの協力を促進する。ベトナム人エンジニアは、最新技術の設計と開発プロセスに直接参加し、同社のグローバル技術チームと連携する。
国内のエコシステム強化に寄与
同社はR&Dセンターを通じて、半導体開発を基盤にソフトウェア分野へと事業を拡大し、国際水準を満たすエンジニアチームの構築を目指す。また、大学との協力やスタートアップ企業、中小企業への支援を通じ、ベトナムの技術エコシステムの強化にも寄与することが期待されている。
ブイ・ホアン・フオン科学技術次官は式典で、R&Dセンターの開設は戦略的な節目であり、ベトナムでの研究開発に対する同社の長期的なコミットメントを示すものだと評価した。さらに、同社に対し、AI半導体チップの設計、IoT、第6世代移動通信システム(6G)などの分野での研究活動の拡大や、大学・企業との協力強化を求めた。
同社は2025年6月にも、ハノイ市にAIのR&Dセンターを開設しており、生成人工知能(生成AI)などの開発に注力している。また、2020年には東南アジア初となるR&Dセンターを同市に設立したほか、スタートアップ企業を対象とした支援プログラム「クアルコム・ベトナム・イノベーション・チャレンジ(QVIC)」を毎年主催するなど、継続的な支援を行っている。
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