![]() (C) Bem photography / Wikimedia Commons / CC BY 2.0 |
ホーチミン市のタンソンニャット国際空港付近で11日夜、ドローンとみられる無人航空機(UAV)が確認されたことを受け、離着陸が2回にわたり一時停止され、計60便の運航に影響が生じた。離着陸の制限に伴う数時間の遅延や目的地の変更により、深夜にかけて利用客に大きな混乱が広がった。
11日18時14分、ハノイ市へ向かう旅客機が離陸し、その2分後に乗務員が高度約1800ftで機体の右側約500m先にUAVを発見したと報告した。これに先立ち、南中部地方カインホア省のカムラン国際空港からタンソンニャット国際空港に到着した便でもUAVの目撃情報が寄せられていた。管制官は安全を最優先し、18時28分から19時16分までと、19時40分から20時34分までの2回にわたり、離着陸を停止した。
これにより計60便が影響を受け、23便が目的地を変更し、18便が上空で待機したほか、19便が地上で離陸を待機した。一部の便は南部メコンデルタ地方カントー市のカントー国際空港などへ目的地を変更したほか、長時間の待機で燃料が減少し、優先着陸を要請した便もあった。
航空交通管制サービスを提供するベトナム航空管制総公社(Vietnam Air Traffic Management Corporation=VATM)は、タンソンニャット国際空港の飛行禁止区域へのUAV侵入は初の事例だとしている。
一方、全国の20以上の空港を管理・運営するベトナム空港社[ACV](Airports Corporation Of Vietnam)は12日朝、UAVが確認されたのは空港から約10マイル離れた地点で、空港周辺や飛行禁止区域内ではなかったとしており、両者の説明には食い違いがある。
関係機関は12日に今回の対応手順について評価・検証する会議を開催する。
・ ダナン国際空港、UAV監視システムを試験運用 (2026/06/24)
・ ハイフォン:カットビー空港に未許可の飛行物、4便が目的地変更 (2026/03/18)
・ ダナン:ドローンの違法活動を24時間体制で監視 (2026/03/02)

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