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北中部地方フエ市人民委員会は6月1日、工業団地インフラや社会住宅などの分野を中心とする12の重点案件に対し、投資登録証明書および投資主承認決定書を交付した。
投資総額は18兆4000億VND(約1100億円)を超え、同市初となるベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)プロジェクトも含まれる。地域経済を牽引する起爆剤として期待が集まっている。
初のVSIP開発は26年後半に着工予定
目玉案件の「VSIPフエ工業団地」は、ホーチミン市人民委員会傘下の工業団地開発大手ベカメックスグループ[BCM](Becamex Group)とシンガポールのセムコープ(SembCorp)の合弁会社であるベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)が投資主を務める。投資額は3兆0750億VND(約186億円)で、首相の承認を得てラーソン(La Son)工業団地内のフンロック村(xa Hung Loc)とロックアン村(xa Loc An)に整備する。
2026年7~9月に投資準備を終えて10~12月に着工し、2031年4~6月の全面稼働を計画している。用地引き渡しから5年以内の基本建設完了を目指す。
高品質な投資誘致とグリーン成長の推進力に
2008年に設立されたVSIPは現在、全国で約1万2000haに上る20か所の工業・都市・サービス団地を展開し、確固たるブランド力を築いている。フエ市での開発は、インフラ整備にとどまらず、高品質な海外直接投資(FDI)を誘致し、グリーン産業やハイテク産業を育成するための重要な布石となる。
事業予定地のラーソン工業団地は、国道1号線やラーソン~トゥイロアン間高速道路などへのアクセスに優れる。チャンマイ・ランコー経済区での非関税区案件などとあわせ、これらの大型投資が結実すれば、現代的工業の発展と持続可能な経済成長に向けたフエ市の競争力は一段と底上げされる見込みだ。

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