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ホーチミン市は2026年に、科学技術・イノベーション・デジタルトランスフォーメーション(DX)分野に12兆7050億VND(約780億円)を投じる計画だ。同市共産党委員会のチャン・ルウ・クアン書記らが主催した1~6月の総括会議で報告された。この予算は同市の予算歳出総額の4.16%に相当する。
インフラ投資と次世代通信の強化
インフラ整備においては、データセンターやネットワークインフラ、スマート運営センターのアップグレードに約3兆0170億VND(約185億円)を割り当てる。また、交通や都市運営の管理に向けたカメラプラットフォームの開発も進められている。
通信面では、市内の第5世代移動通信システム(5G)基地局(BTS)数が8523基に達し、全国の22.48%を占め、カバー率は95%を超えた。クアンチュンソフトウェアパーク(QTSC)では国内初となるローカル5Gネットワークの試験運用が行われているほか、第6世代移動通信システム(6G)技術のテストも予定されている。
FDI誘致とエコシステムの拡大
今年1~6月には、ハイテク分野やデータセンター開発に向けた海外直接投資(FDI)認可額が14億USD(約2270億円)を突破した。国防省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)のほか、データセンター企業のスターメイソン(StarMason)やエボリューション(Evolution)による大規模な事業が牽引している。
同市は規模約75億USD(約1兆2200億円)に上る国内最大のスタートアップエコシステムを有している。また、初期の資本金を5000億VND(約30億7000万円)とする株式会社モデルのホーチミン市ベンチャー投資ファンド(HCM VIF)も設立され、将来的に5兆VND(約307億円)規模への拡大を目指している。
クアン書記は、年末までの土地データベース構築の完了や新技術の試験運用に向けたサンドボックス制度の整備を急ぐよう関係機関に指示した。
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