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- 外国船舶の参入を必要最小限に抑える方針
- 建設省が通達第41号/2025/TT-BXD公布
- 制度運用の透明性と海上輸送の安全確保
ベトナム政府は、国内海上輸送に対する管理を強化し、外国船舶の参入を必要最小限に抑える方針を打ち出した。これを受け、建設省は通達第41号/2025/TT-BXDを公布し、外国船舶に対する国内海上輸送許可の権限、手続き、期間および取消し条件を明確化した。同通達は2026年2月1日に施行される。
通達によると、建設相が国内海上輸送許可を付与するのは、◇超大型・重量物などを専用船で輸送する場合、◇ベトナム船籍船では対応できず、港湾で貨物や旅客が滞留している場合、◇自然災害や感染症への対応、または緊急の人道支援を実施する場合に限定される。
一方、海事港湾局長は、国際クルーズ船の旅客および手荷物を、当該クルーズ船の付属輸送手段を用いて陸上と往復輸送する場合に限り、国内海上輸送許可を付与する。
許可期間は、特定の生産拠点向けに運航する船舶、またはベトナム国内に同型船が存在しない船舶については最長1年とする。それ以外の外国船舶については最長6か月とする。企業が期間を申請した場合でも、原則としてこれらの上限を超えない。クルーズ船の旅客輸送については、航海ごとの許可とする。
また、同通達では許可の取消し条件も明確に規定している。具体的には、◇船舶が法令上の輸送条件を満たさなくなった場合、◇許可内容と異なる輸送を行った場合、◇船舶、航路、貨物、旅客などに関する情報を偽造・改ざんした場合などが該当する。
同通達は、外国船舶による国内海上輸送に関与するベトナム国内外の組織・個人を対象とする。同通達の施行に伴い、通達第50号/2016/TT-BGTVTおよび通達第8号/2022/TT-BGTVTの一部規定は廃止される。施行日前に受理された申請案件については、受理時点の法令に基づき処理される。
今回の通達は、外国船舶による国内海上輸送を例外的なケースに限定し、制度運用の透明性と海上輸送の安全確保を図るとともに、ベトナム船籍船を保護することを目的としている。

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