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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防国家指導委員会は、新型コロナ対策における感染リスクの評価および行政措置について規定する決定第2686号/QD-BCDQGを発出した。
COVID-19予防国家指導委員はこの中で、感染リスクの度合いに基づいて、社会的隔離措置をはじめとした行政措置適用の権限を各レベルの地方自治体に与えると規定している。
感染リスクの度合いは、◇赤:非常に高い、◇オレンジ:高い、◇黄色:リスクあり、◇緑:ニューノーマルの4レベルで評価され、新型コロナウイルス感染マップで村レベルまで感染リスクの度合いが表示される。
各レベルの地方自治体は、新型コロナウイルス感染マップでの感染リスク度合いに基づいて対策を実施するほか、それぞれの地域の特徴や事情、流行状況などを鑑み、必要に応じてより厳しい措置を適用することも可能となっている。
省・市全域で社会的隔離措置を適用する場合、生活必需品などの流通に影響が出ないよう、省・市の人民委員会が首相に事前に報告し、隣接する省・市当局と協力体制の枠組みを構築しなければならない。