ハノイ市計画投資局は、日本のリビエラ・コーポレーションが同市トゥーリエム郡にある国家会議センター近くで予定していた高級ホテル「ロータス」建設案件からの撤退を申請していることを確認した。この案件は投資額5億米ドル(約470億円)で、2007年に投資認可を取得していた。同社の覚書では2007年第3四半期に着工し2010年に完成する予定だったが、今も着工していない。
計画投資局によると、同社の撤退は財務上の理由によるもので、現在国内外の複数の投資家がこの案件に関心を示しているという。「ロータスホテル」は客室数550室で、同市で最大規模のホテルになるはずだった。