丸紅は8日、エースコックベトナム(ACV)が予定している第三者割当増資を引き受け同社の経営に参画することで、同社の親会社エースコックと基本合意したと発表した。
ACVは現在、高速ラインへの入れ替えやフォーなどの米粉めん製造ラインの新設・増設などを計画しており、その投資資金の調達のため第三者割当増資を予定している。丸紅はこの全株を引き受ける。これにより、丸紅はACVの株式約2割を保有する株主となり、役員1人を同社に派遣する予定だ。
ACVはベトナムの即席めん市場で7割近いシェアを持ち、すでにブランドを確立している。