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- 東南アジアで産業系不動産事業に注力
- ハイフォンの賃貸工場、24年半ば竣工
- アクセス良好な立地でグローバル企業誘致
伊藤忠商事株式会社(東京都港区)は、鹿島建設株式会社(東京都港区)と地場デベロッパーのインドチャイナ・キャピタル(Indochina Capital)との開発合弁会社であるインドチャイナ・カジマ・デベロップメント(Indochina Kajima Development=ICC-Kajima)が北部紅河デルタ地方ハイフォン市の第2ディープシー(DEEP C)工業団地で推進する賃貸工場開発事業「コア5・ハイフォン(Core5 Hai Phong)」に参画した。
伊藤忠商事は、海外不動産分野において、今後も成長が見込まれる東南アジアを米国に次ぐ注力エリアとしている。これまで30年以上にわたるインドネシアでの工業団地事業をはじめ、日本国内外で幅広く産業系不動産事業を手掛けてきたが、今回のベトナムでの賃貸工場開発事業への参画を契機に、今後より一層東南アジアにおける産業系不動産事業の展開に注力していく。
今回参画する賃貸工場は、ハノイ~ハイフォン間高速道路やカットビー国際空港、ラックフエン深海港などからアクセスが良く、ベトナム進出を目指すグローバル企業にとって魅力的なエリアに位置している。
2022年から段階的に着工され、2024年半ばの竣工を目指している。竣工後は、テナントとして、アジア・欧米の大手製造会社へのサプライヤー(電気・電子や半導体部品、プラスチック成型など)を中心に誘致する予定。
伊藤忠商事が開発事業者の一員として参画することで、同社の事業ノウハウやグローバルネットワークを活用し、事業価値の向上を図る。