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- ナムディン省農業農村開発局と覚書締結
- 約7万haの水田プロジェクトを推進
- 24年に約1000ha、25年に約5000haと展開
カーボンクレジット創出販売や農業、環境などの事業を手掛けるGreen Carbon株式会社(東京都港区)はこのほど、北部紅河デルタ地方ナムディン省農業農村開発局との間で、北部紅河デルタ地方の水田約7万haでの水田プロジェクトを推進する覚書(MOU)を締結した。
Green Carbonは、東南アジアを中心に自然由来のカーボンクレジット創出に取り組んでおり、水田や牛のゲップ削減、バイオ炭プロジェクトなど、農業由来のカーボンクレジット創出を幅広く展開している。中でもベトナムでは水田プロジェクトをメインとしている。
ナムディン省農業農村開発局は、同省での間断灌漑(AWD)プロジェクトへの協力や、現地農家への推奨・紹介、農家へのガイダンス、関係機関への協力要請を主に担う。
一方、Green Carbonは、ベトナム現地の研究機関や大学と連携し、水田で排出されるメタンガスの計測、必要データの収集、カーボンクレジットの発行、販売を担う。
まずは、2024年に約1000ha、2025年に約5000haと展開し、2030年までに約7万haの拡大に向けてプロジェクトを推進していく。