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- バリア・ブンタウ省の約3000m2の敷地
- カカオ豆の水洗い行程も取り入れ
- 直営店で販売、日本やヨーロッパにも輸出
日本企業としてベトナムで最大規模のカカオ事業を手掛けるOCA JAPAN(オカジャパン、静岡県浜松市)は、東南部地方バリア・ブンタウ省の約3000m2の敷地に大型カカオ工場を設立し、稼働を開始する。
現地ではカカオ豆の水洗いをしないところ、日本では一般的である水洗い行程も取り入れる。チョコレートやチョコレート菓子、カカオパウダー、カカオワインなどを製造し、直営店で販売するほか、日本やヨーロッパにも輸出する。
最大生産量はチョコレートが30~40kg/日(900~1200kg/月)、カカオニブが約80kg/日(2400kg/月)、カカオパウダーが約300kg/月、カカオバターが約100kg/月となる。新工場のスペースには余裕があり、機械と人員を追加することで生産量を最大2倍に引き上げることが可能だ。
OCAは、グループでカカオ農園も運営しており、世界最高品質とも言われるベトナム産カカオの生産加工から販売までをベトナムで一貫して手掛けている。
また、OCAはベトナム国内で、自社チョコレートブランド「VIETNAM CHOCOLAND」のアンテナショップ4店舗を展開している。店舗はホーチミン市1区が2店舗、南部メコンデルタ地方キエンザン省フーコック島が1店舗、南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市が1店舗となっている。