中国が南シナ海のスプラトリー諸島(ベトナム名:チュオンサ諸島、中国名:南沙諸島)とパラセル諸島(ベトナム名:ホアンサ諸島、中国名:西沙諸島)に「三沙市」を設定したことに反対するため、ハノイ市の中国大使館とホーチミン市の中国総領事館前で9日、市民らが集まって抗議活動を行った。
これについて外務省のレ・ズン報道官は、両諸島の領有権がベトナムにあることを改めて主張、この問題は交渉によって平和的に解決すべきとコメントした。今回の抗議活動については、市民らが当局の許可なく自発的に行ったものであり、警備当局が速やかに市民を説得し解散させたと述べた。