グエン・タン・ズン首相の政策諮問機関である国家科学技術政策評議会(任期:2009~2013年)は7日、ハノイ市で初めての会議を行った。会議に出席したズン首相は、国の発展を推進するために必要な方策や優秀な人材を登用できる政策枠組みを提案し、助言を行うよう同評議会に求めた。
同評議会では今後▽2020年までの科学技術分野に関する新戦略の策定▽ベトナムを「IT(情報技術)強国」にするための政策の策定▽農業生産を高めるための科学技術導入政策の策定▽気候変動・環境・新エネルギー・新素材・宇宙技術などをテーマとするセミナーや会議の開催−などについて首相に助言を行う。