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- 首相、大使の取り組みや熱意を評価し感謝
- これまでの両国関係を5つの観点で総括
- 大使、DXやGXなどの推進を提案
ファム・ミン・チン首相は11日、離任の挨拶に訪れた山田滝雄駐ベトナム日本国特命全権大使と会見し、ベトナムと日本の多面的な協力関係を推進した取り組みや熱意を評価し、感謝の意を表した。
両氏は、山田大使の在任期間中に両国関係が力強く発展し、「アジアと世界における平和と繁栄のための包括的戦略的パートナーシップ」に格上げされたことに共に喜びを表した。日本はベトナムにとって政府開発援助(ODA)供与国で1位、投資家・労働分野の相手国として2位、観光分野の相手国として3位、貿易分野の相手国として4位など、主要な経済パートナーの1つであり続けている。
チン氏はこれまでの両国関係を、◇誠実な政治的信頼関係、◇効果的な経済協力、◇文化交流・人的交流・労働協力、◇地域・国際問題における情報共有・相互支援、◇各地方間の協力・連携の5つの観点で総括し、成果を振り返った。
山田氏は任期中に受けたチン首相やベトナム政府、国民からの支援に感謝の意を表した。ベトナムが今後も日本と協力して、デジタルトランスフォーメーション(DX)やグリーントランスフォーメーション(GX)、再生可能エネルギーなどのプロジェクトを推進することを提案した。