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- ラム書記長、カザフスタンを公式訪問
- 1992年の外交関係樹立以来初の書記長訪問
- 中央アジアで初の戦略的パートナー国に
トー・ラム書記長は5日から7日までの日程でカザフスタンを公式訪問し、現地時間6日午前にカスムジョマルト・トカエフ大統領と会談した。
1992年の外交関係樹立以来、ベトナム共産党書記長がカザフスタンを訪問したのはこれが初めて。
両首脳は、両国間の友好関係が着実に発展しているとの認識を共有し、両国関係を戦略的パートナーシップへ格上げすることで一致した。
これにより、カザフスタンはベトナムにとって中央アジアで初めての戦略的パートナー国となった。
両首脳は、新たな関係枠組みにより、◇人的交流、◇経済、◇政策、◇交通、◇地域間連携といった5つの分野の結びつきが一層強化されるとの確信を示した。
両首脳はまた、両国関係の促進に向けた具体的な方策や、双方が関心を寄せる地域・国際情勢について意見を交わした。政治的信頼のさらなる深化を図るため、特にハイレベルを含む各レベルでの代表団の往来や人的交流を促進し、国防・安全保障、防衛産業、軍事技術分野での協力強化で一致した。
経済分野についても、両首脳はエネルギー・鉱業、輸送・物流、金融、観光、教育・人材育成、科学技術などでの協力の潜在力を評価し、これらが今後の両国関係で重点的に取り組む分野となることを確認した。両国は、2030年までに貿易額を50億USD(約7200億円)に拡大することを目指す。
トカエフ大統領は、ラム書記長に第1級「ドストゥク勲章」を授与した。このほか、両首脳の立ち会いのもと、司法、科学技術、エネルギー、航空、文化・スポーツ、報道・メディア分野における協力文書が締結された。
ラム書記長は5日から12日までの日程で、◇カザフスタン、◇アゼルバイジャン、◇ベラルーシ、◇ロシアの4か国を歴訪している。ロシアでは、首都モスクワにある赤の広場で開催される「対ナチス・ドイツ戦勝80周年記念パレード」に参加する。
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