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- 第267代ローマ教皇にレオ14世が選出
- ベトナムのクオン国家主席が祝電
- 米国シカゴ出身の69歳、ペルー国籍も
外務省によると、ベトナムのルオン・クオン国家主席は10日、ローマ・カトリック教会の新しい教皇に69歳の「レオ14世(ロバート・フランシス・プレボスト枢機卿)」が選出されたことを受け、祝福のメッセージを送った。
これに先立ち8日までに次期ローマ教皇選挙(コンクラーベ)が決着し、レオ14世が第267代目のローマ教皇に選出されることが決まった。レオ14世は、米国イリノイ州シカゴ出身で、史上初の米国出身の教皇となる。
南米ペルーで長く司祭として活動しており、ペルー国籍も取得している。枢機卿には2023年に就任したばかりだったが、4月に死去したフランシスコ前教皇からの信頼が厚い人物だったとされる。
なお、レオ14世は11日、日曜恒例の祈りの集いに新教皇として初めて臨み、「二度と戦争を起こしてはならない」と世界のリーダーらに訴え、今も各地で続く紛争を平和的に解決するよう求めた。