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- 広西チワン族自治区で合同訓練初実施
- 国境地域の平和と安定維持を目的
- ベトナムと中国、多岐にわたる協力進む
ベトナムと中国は、初となる陸軍の合同訓練を7月末にかけて中国・広西チワン族自治区で実施する。
合同訓練は、両国軍の実務協力を深化させ、国境地域の平和と安定維持を目的とした取り組みとなる。「越中国境地域での任務遂行に関する陸軍の合同訓練」をテーマとし、国境管理業務の経験共有や相互理解の促進を狙いとしている。
両国軍は近年、「同志かつ兄弟」という伝統的な友好関係を発揮しながら、ハイレベルを含む各レベルの交流を強化している。また、外交・国防・安全保障の「3+3」戦略対話、テロ対策合同訓練、トンキン湾(ベトナム語名:Vinh Bac Bo=北部湾)での合同巡視、若手将校の交流など多岐にわたる協力が進んでいる。
特に2025年初頭以降は、両国の海軍・海上警察間での海上協力が実質的に強化されている。