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- チエン祖国戦線中央委員長が訪日
- 引き続きベトナムとの協力推進に尽力
- 北朝鮮による日本人拉致問題について提起
林芳正内閣官房長官は29日午後2時10分から約30分間にわたり、日本を訪問していたドー・バン・チエン ベトナム祖国戦線中央委員長の表敬を受けた。
林官房長官は、19日に発生した東北部地方クアンニン省のハロン湾での観光船事故について、犠牲者および遺族へのお悔やみを述べた。その上で、要人往来や大阪・関西万博を通じた交流などを通じ、引き続きベトナムとの協力推進に尽力したいと述べた。
チエン委員長はこれに対し、観光船事故に対するお悔やみの言葉に謝意を述べつつ、「包括的戦略的パートナーシップ」の下、両国関係を様々な分野でさらに発展させていきたいとし、ベトナムも様々な改革を行っていると述べた。
林官房長官は、北朝鮮による日本人拉致問題について提起し、即時解決に向けた理解と協力を求めた。