![]() (C)tuoitre |
- 実業家出身のアヌティン氏が新首相に
- 保守派の野党「タイの誇り党」党首
- 1966年生まれの58歳、1996年政界入り
ベトナム外務省によると、ファム・ミン・チン首相は8日、タイの新首相への就任が決まったアヌティン・チャーンウィーラクーン氏に祝電を送った。
これに先立つ5日、前首相の失職を受けて、タイ議会下院で新首相の指名投票が行われ、保守派の野党「タイの誇り党」のアヌティン党首が第32代首相に選出された。
アヌティン氏は、1966年生まれの58歳。同氏は1996年に、当時の外務大臣の秘書として政界入りを果たし、その後は副保健相、副商務相、副首相 兼 保健相、副首相 兼 内務相などを歴任した。
実業家としても知られ、タイ大手建設会社のシノタイ・エンジニアリング・アンド・コンストラクション(Sino-Thai Engineering & Construction)の創業者を父に持ち、自身は米国のホフストラ大学で工学を学び、政界入り前は父の会社を引き継いで、シノタイの社長を務めていた。