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- 25年外交分野総括会議、チン首相も出席
- ハイレベルの対外活動が活発化
- 「国際条約国家データベース」運用開始
国際情勢が不安定化する中、ベトナムの経済外交は2025年に約350件の協定・コミットメントに合意した。これは、29日にハノイ市で開かれた2025年外交分野総括会議で発表されたもの。会議にはファム・ミン・チン首相も出席した。
2025年は、ハイレベルの対外活動が活発化し、パートナー国との関係も質量ともに深化した。ベトナムは、急変する国際情勢に柔軟に対応するとともに、科学技術外交や気候外交など専門分野の外交を推進した。
ベトナムはこれまでに、包括的パートナーシップ、もしくはそれ以上の関係を42か国・地域と構築している。
また、外交機関の組織再編について、部局数を▲42.5%削減し、スリム化を実現した。
2026年も国際情勢は急変し、不確実性が高いとした上で、首相は外交機関に対し、「正確な政策助言」「柔軟な適応」「迅速な転換」「効果的な変革」「共同体への責任」「安定的発展」の行動方針を徹底するよう求めた。
さらに同会議では、「国際条約に関する国家データベース」の運用が開始された。同データベースは、国際条約法に基づいて構築され、ベトナムが締結している国際条約に関する情報を体系的に提供する。政策の立案や法制度の整備に役立てられるほか、国内法と国際条約との整合性の評価にも活用される。
公的機関だけでなく、企業や国民による情報検索も可能だ。企業や国民が利用できる公開機能として、専用ウェブサイト<https://treaty.mofa.gov.vn>が開設された。ベトナム語と英語の2言語に対応し、国際条約の締結手続き、関連法令、手続きのフロー図、代表的な条文例なども体系的に掲載している。加えて、諸外国の実務資料や国内外の関連データベースへのリンクも提供する。
データベースには、ベトナム共産党の第13期(2021~2026年任期)の任期中に締結された207件の国際条約が収録されている。外務省は今後、データの精査・拡充を進めるとともに、人工知能(AI)の活用を強化し、国際条約と国内法の整合性の評価や、条約締結・履行に関する助言機能の高度化を図る。

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