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メコンデルタ地方ロンアン省のタンキム工業団地内にあるKIZUNAレンタルサービス工場のビジネスセンターで9月16日、1社目の入居企業である株式会社アクティブ(愛知県)の海外現地法人、有限会社アクティブベトナムファクトリーのオープニングセレモニーが開催された。
アクティブは、オートバイカスタムパーツの総合メーカーで、マグネシウム、アルミニウム鍛造ホイール「GALE SPEED」をはじめとする数々のオリジナルブランドやオランダのサスペンションブランド「HYPERPRO」の輸入・販売などを行っており、海外に30社、国内に800社もの取引先を有している。アクティブベトナムファクトリーでは、オリジナルアルミ切削パーツを加工、将来的にはベトナム国内での販売も視野に入れている。
オープニングセレモニーでは、アクティブの上田敏幸会長が同社を代表してスピーチを行い、代表取締役社長の西山徹也氏がアクティブベトナムファクトリー常務取締役の川口裕義氏、ダン・ホアン・ラム工場長、総務のマイ・ティ・ハオ女史ら3名を、出席した日本の取引先企業の代表者らに紹介した。
KIZUNAレンタルサービス工場は、2012年8月21日に設立された100%ベトナム資本による会社。主に日系中小企業向けに設計されたレンタルサービス工場で、ホーチミン市内にも港にも1時間圏内でアクセスが可能な好立地にあり、中小企業に需要の多い500~1500平方メートルの小規模な工場を30軒取り揃えている。
同レンタルサービス工場には、現在までに日系3社を含む6社の入居が決定しており、9月中には2社目となるTK MESH(株式会社 三島金属製作所:愛知県)が本格的に稼動を開始する。なお、同社は業務用養鶏ケージの製造・販売を手掛けている。
これらの工場の稼動開始により、日本から視察に訪れる企業代表者らが、実際に操業している工場を目にすることが出来るようになり、日系企業各社の同レンタルサービス工場へのさらなる進出誘致に繋がると期待されている。