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- 信者増加で15年に新教会の建設に着手
- 上空から見ると十字架を象った構造
- 宗教建築を活かした観光誘致にも寄与
北部紅河デルタ地方ニンビン省ザーバン村にあるランバン(Lang Van)教区は8日、約10年の建設期間を経て新たな教会「ランバン教会」の落成式を行った。
ランバン教区は1885年に創設された歴史ある教区で、1933年に建設された旧教会は、収容人数が約1000人にとどまっていた。信者の増加を受け、教区は2015年に新教会の建設に着手した。
完成した新教会は全長108m・幅43mで、国内最大級の規模を誇る。敷地面積は1万4200m2、延べ床面積は4000m2で、上空から見ると十字架を象った構造となっている。
主祭壇エリアは約5000人を収容できるほか、地下にも約800人が利用できる多目的スペースを整備した。高さ127mの鐘塔と高さ60mの副鐘塔には、約0.5~2tの鐘3個が設置されている。鐘の音は最大5km先まで届くという。
建築はゴシック様式を採用し、尖頭アーチや高い天井を特徴としている。内部装飾は伝統的な美術と西洋建築の要素を調和させ、細部まで精巧に仕上げられている。
新たな教会の落成は地元信者の長年の要望に応えるもので、宗教建築を活かした観光誘致にも寄与するとみられる。クリスマスを目前に控えるタイミングでの完成となり、地元の期待感が一段と高まっている。
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