水道機工株式会社(東京都世田谷区)は10日、東南アジアにおける水処理事業の拡大を図るべく、ハノイ市に水処理事業を行う子会社を設立したと発表した。
ベトナムでは、高い経済成長に伴う工業化の進展により、水需要が急激に増加しており、今後は上下水道のインフラ整備や外資系企業の進出に伴う排水処理規制が一層強化されると見られている。
同社グループは、成長著しい東南アジア地域での水処理事業拡大を中期の重点課題に掲げており、今回設立した子会社では、水道機工の有する水処理技術・ノウハウを活かし、上下水道インフラ整備や外資系企業の現地工場向け用水・廃水処理施設のエンジニアリング事業を展開していく。
子会社の概要
商号:SUIDO KIKO VIET NAM CO.,LTD(略称:SKVN)
代表者:Nguyen Canh Ruong
所在地:ハノイ市
設立:2014年3月6日
事業内容:水処理施設の設計・調達・施工
資本金:21億ドン(約985万円)
出資比率:水道機工株式会社 100%