(C) 日本板硝子, 火入れ式の模様 |
日本板硝子株式会社(東京都港区)は10日、東南部バリア・ブンタウ省にある同社100%子会社「NSGベトナムスペシャルグラス(VSG)社」敷地内に新設した超薄板ガラス(UFF)用フロートラインの火入れ式を行った。
同フロートラインの新設については今年4月7日に発表されており、それによると、今年下半期から本格生産を開始する予定、今回の新設により、日本板硝子グループの超薄板ガラス(UFF)用フロートラインは日本(舞鶴)1基、ベトナム1基の2窯体制となった。
同社のUFFは、従来より中小型液晶用基盤として広く使用されていたが、タッチパネル用基板ガラスおよびカバーガラス(ソーダライム組成)としての使用が急速に拡大しているという。
なお、同社グループは、今年5月15日に発表した長期戦略ビジョンおよび中期経営計画のもと、高付加価値製品の開発・販売に注力している。
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