ホーチミン市内で救急車が、交通事故に遭い道路上で重傷を負っている被害者を見捨て、立ち去るという事件が発生した。この事件はTさん(女性)が市内ディエン・ビエン・フー通りとハイ・バー・チュン通りの交差点を横断中、交通事故に遭い、道路上で身動きが出来ずにいると、ちょうどコロンビア・アジア・ザディン病院(同市ビンタイン区)所有の救急車が通りがかったため、現場近くにいた通行人が道路に立ちはだかり救助を求めた・・・ところまではよかったのだがのだが、この救急車の運転手は、なんと救助を嫌がりそのまま猛スピードで走り去ってしまったという。
その後近くの住民と、連絡を受けた交通警察が追いかけ、この救急車はようやく停止し、救助無視の道路交通法違反で処分を受けた。