ホーチミンを24日出発した、パリ・シャルルドゴール行きベトナム航空VN533便が同空港に着陸した直後、空港内を走行中の重量約5トンの整備車両が同機の右側エンジンに突っ込んだ。当時空港付近は激しい雨で視界が悪く、さらに空港内道路の表面が非常に滑りやすかったため、止まりきれなかったようだ。その後ベトナム航空側は、エンジン自体に損傷はなかったが、大事を取ってその日の午後に予定されていたフライトを急遽キャンセル、搭乗予定の乗客116人を他社便に振替えるなどした。その後空港内での機体チェックによると、同機は部品の交換が必要で修理に3−5日間を要するとのことだった。