ホーチミン市トゥドック区で7日、飼い主が長年飼っていたクマ2頭に襲われ死亡する事件があった。警察の調べによると、同区内の自宅で体重300キロのクマ2頭を飼育していたチャン・ホアン・ロックさん(75)がいつものように檻を開けクマに餌を与えようとしたところ、突然クマが襲いかかり、ロックさんはその場で死亡した。
また、ロックさんを助けようとした孫のチンさんも腕1本を噛みちぎられ重傷を負った。家族の話によるとロックさんの体は原形をとどめないほどまでバラバラにされたという。その後、クマは駆けつけた軍部隊が麻酔銃を発射し、30分後に2頭とも捕らえられた。