ホーチミン市交通安全委員会はこのほど、歩行者事故件数の削減を求める文書を市交通警察などに通達した。これによると、交通違反を犯した歩行者は最高4万ドン(約2.5米ドル)の罰金を科せられることになる。
最高額である4万ドンの罰金が科せられるのは、交通警察の指示に従わない場合、交通を妨げるような荷物を所持している場合、走行中のバスに乗り込もうとした場合など。その他、信号無視などにも1万ドンから4万ドンまでの罰金が科せられる。
今年これまでに、歩行者が関係した交通事故は63件で、46人が死亡、34人が重軽傷を負っている。その中で、無理な道路横断が原因の9割を占めている。