グイラオドン(労働者)紙は27日、ホーチミン市ビンチャイン郡のレミンスアン工業団地で発生した、建設中の工場の骨組みが倒壊し19人の負傷者を出した事件を、いち早く同紙のホットラインに情報提供したチューン•ヴァン•タインさんの自宅(ホーチミン市タンビン区)を訪問、感謝の気持ちとして、同紙3カ月分を贈呈すると発表した。タインさんは贈呈の知らせを聞いた後、「あの事故はきっと現場の管理がきちんと行き届いていなかったから起こったんだと思います。新聞上でも労働者にあのような惨事が二度と起きないよう警告し、より安全に労働ができるような方法を目指すべきです」と誇らしげに語った。
グイラオドン紙のみならず、ベトナムの新聞各社は読者ホットラインを設けており、タインニエン紙は24時間体制で読者からの情報を受け付けている。